ホンダは、上級セダン「インスパイア」を全面改良し、2007年12月21日に発売する。北米「アコード」の国内仕様モデル。プラットフォームを刷新し、排気量3.5LのV6エンジンのみで、先進安全装備や快適装備を充実させた。価格は330万~390万円。月間販売目標台数は500台。
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インスパイア
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ホンダ、「インスパイア」は約1カ月で1800台の受注
ホンダは2008年1月24日、新型「インスパイア」の受注状況を発表した。それによると、2007年12月21日発売後約1カ月で約1800台を受注し、月間目標販売台数500台の3倍強となった。
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ホンダ「インスパイア」、可変気筒機構に4気筒モードを追加
ホンダは、新型「インスパイア」のエンジンに3段切り替えの気筒数可変機構を採用した。「インスパイア」は従来から可変気筒エンジンだが、従来は6気筒、3気筒の2段切り替え。これに4気筒モードを追加した。3気筒モードでは右バンク(横置きだから車体に対しては後ろ側)を止める。追加した4気筒モードでは、右バン…
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ホンダ「インスパイア」のエンジンのロールを車体のロールと同じ向きに
ホンダは、新型「インスパイア」でエンジンと車体がロールする方向をそろえ、コーナリング時に自然な挙動をさせるようにエンジンマウントを工夫した。コーナリング時、車体は外側にロールするが、エンジン(実際にはエンジンと変速機が直結しているので、変速機も一体に動く)は内側にロールするのが普通。このため不必要…
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ホンダ「インスパイア」、床を15mm下げて車内を広く
ホンダは、新型「インスパイア」で床の高さを従来モデルと比べて15mm下げた。運転者のかかとが当たる部分の床を下げると、ヒップポイントが7~8mm前進するなど運転者の姿勢に影響し、それが後席の足元の広さなど、連鎖反応的に波及するため、わずか15mmでも車内全体が大幅に広く使える。
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ホンダ、プラットフォーム刷新した新型「インスパイア」発表
ホンダは2007年12月19日、北米仕様「アコード」の日本版となる新型「インスパイア」を発表し、12月21日から発売すると明らかにした。北米では排気量2.4Lモデルと3.5Lモデルがあるが、国内では3.5Lモデルのみを販売する。