家電・モバイル ボリュームゾーンの最新動向を知る
 

第5回:ドイツ . 省エネ家電が人気,電動アシスト付き自転車も利用増 

Sandra Peters,宮原 大蔵 =ジェトロ・デュッセルドルフセンター
2011/12/15 00:00
出典:日経エレクトロニクス、2010年12月27日号 、 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
印刷用ページ
水の使用量が6.5Lと少ない食洗機。通常の洗浄コースのほかに,20分で乾燥まで終えられる短縮コースも用意している。(写真:Siemens-Elektrogeräte社)
[画像のクリックで拡大表示]

米Apple Inc.の「iPhone」や「iPad」の売れ行きが好調だったという点は,ドイツも同じである。このほかに,2010年は薄型テレビの販売が好調だった。特に,南アフリカで開催されたサッカーのFIFAワールドカップ(W杯)の期間には,量販店で品薄になるほど薄型テレビが売れた(図1)

図1 W杯期間には品薄に
ドイツでは薄型テレビの販売が好調だった。写真は,ソニーの「BraviaKDL-55EX505」。約2000ユーロで販売されている。(写真:Sony Deutschland社)
[画像のクリックで拡大表示]

 日本では地上デジタル放送の導入を機に,薄型テレビに買い替えた人が多いだろう。しかし,ドイツでは事情が少し異なる。ドイツの一般の家庭では,定時退社後に自宅で家族と過ごす時間が長いため,テレビの画質にこだわる人が多いのである。これが,テレビ買い替えの大きな動機となる。

 ドイツの薄型テレビの売れ筋は32型である。画質や音質に優れ,パソコンとの接続が可能なモデルの人気が高かった。

節水・節電モデルを積極購入

 白物家電では,省エネの食器洗い機(食洗機)や洗濯機,冷蔵庫が売れた。あるドイツの家電メーカーによると「消費者は節水・節電モデルを積極的に選んで購入している傾向がある」という注1)。販売店の家電売り場へ行くと,どの製品にも機種別のEU統一のステッカーが張ってある。例えば,水を使う機器の場合,ステッカーには消費電力や消費水量によってA~Gのランクが示され,さらに,1回分の消費電力や水の使用量などが書いてある。

注1) コーヒー・メーカーも消費電力の低減機能を搭載する。例えば,ドイツMelitta HaushaltsprodukteGmbH& Co . KGの「Caffeo CIE 970-103」は,1時間の消費電力が1W以下と低い(写真)。夜間には,電源を完全に切る機能を利用できる。同製品は,何を飲みたいかによって熱湯やコーヒー,ミルクなどを,自動的に入れる機能がある。価格は約900ユーロ(約10万円)。

【9月15日(火)開催】触るインタフェース(応用編)
~ウエアラブルと身体性から読み解く次世代インタフェース~


ウエアラブルデバイスで触覚情報を利用するための基礎と最新技術や、全身触覚と身体性に着目した新しい触覚インタフェースの新潮流について解説する。この分野に精通する3人の講師が、様々な研究開発例とその実装方法を紹介する。詳細は、こちら
会場:BIZ新宿 (東京・西新宿)
コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング