知っていますか。
合同企業説明会に遅れて参加する
子どもたちの気持ちを。
押しつぶされそうな不安と戦いながら
一歩一歩踏み出していくのです。
この一歩を踏み出すために、
親の協力は不可欠なのです。

親子の「進路の話し合い」できていますか?
進路を決める上で一番難しいこと。
実は、親子で話し合うこと、これが一番難しいのです。

この間、大学に入ったばかり、と思っていたのに、
大学生活はあっという間に過ぎてしまいます。
二十歳も過ぎて、親に相談することなく
なんでも自分で決めて行動できるようになってきた、
と思っていた頃、急に言われます。

子:就職どうしようかな
親:どうしたの急に・・・
子:学校で進路ガイダンスがあったから、親とちゃんと相談しろって言われたんだ
(子どもは真剣です)
親:あとでね、お父さんに聞いてみるわ
(不意に言われた親は動揺してしまいました)

子が真剣になった時に限って、親の心の準備が出来ていなかったり、
親が就職活動の心配をしているのに、子は全くその気配がない、など
親子の就活ギャップはいたるところで生まれます。
親子にとって、進路と向き合うタイミングはとても難しいものです。

本コラムは、就職活動を控えた子を持つ親御さんに向けたメッセージです。
子が現在直面している現状を理解することを目的として,
学生を指導する中で把握した現状を報告します。
次回からは,親子の就活ギャップを軸に、事例を挙げて解説していきます。