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HOMEスキルアップマネジメント人事部長に聞く! > やり抜くことへのこだわりと、幅広い関心を持った人材がほしい

人事部長に聞く!

やり抜くことへのこだわりと、幅広い関心を持った人材がほしい

村田製作所 人事部長 宮本隆二氏

  • 2010/08/26 00:00
  • 1/1ページ
村田製作所 人事部長 宮本 隆二
村田製作所 人事部長 
宮本 隆二 氏

会社の事業、活動内容をご紹介ください

宮本 氏 当社は京都の陶磁器技術を背景にセラミックコンデンサから事業をスタートし、いまでは、さまざまな種類の電子部品を色々な用途に展開しています。たとえば携帯電話は世代が進むにつれ機能が増え、表面波フィルタや通信モジュールなど必要な部品が増えています。自動車も電子化が進み、超音波センサ、ジャイロセンサなど自動車用電子部品の需要は急激に伸びています。

 パソコン、携帯電話、家電製品、クルマなど、あらゆるエレクトロニクス機器をより小さく、より高機能に進化させるための技術革新を当社は日々行っています。また、事業の拡がりに伴い、新しい技術領域(有機・電機化学・半導体など)の人材が必要となってきています。

技術者として活躍するにはどのような特性が大事でしょうか

宮本 氏 まず、事業への情熱を持っているということです。チャレンジングな目標を立てて、それに向かってできるまでやり抜くというこだわり。そういうものが必要です。ただし、こだわりと言っても一つの技術領域だけにこだわる、というのは違います。一つの専門分野に閉じこもらず、周辺の技術や市場動向など様々なことに関心を持って拡げて行くことができるかどうかも、大事な特性の一つだと思います。

活躍できる技術者として成長するためには社内環境も影響しますね

宮本 氏 当社は、育つ力・育てる力・育(はぐく)む力——この三つの力を人材の育成と成長の基本だと考えています。その中で一番大事なのは「育つ力」です。やりがいを感じながら、成長したいという意欲を持ち、成長するために自らが努力することが、まず求められます。

  その次には、本人の育つ力を刺激し、支援するために、会社の「育む力」が重要になります。研修等による良い指導・コーチングはもちろん、ローテーションを通じたいろいろな職場や仕事での経験が、成長につながります。

  ただそういう仕組みだけを整えても、それだけでは人は育ちません。そのベースとなるのは、自由闊達(かったつ)に仕事ができ、失敗を許容するような風土です。技術者が、それぞれ失敗をおそれず挑戦できてこそ、こうした仕組みが生きてくるのです。

 チャレンジングなテーマはその過程で困難なことがいろいろ出てきます。解決できるものもあれば、中には解決できないものもある。それぞれをとことん突き詰める。結果としてモノにならなくても、その過程がまた一つのノウハウであり今後の成長の糧になるのです。

入社してほしい人物像を教えてください

村田製作所 人事部長 宮本 隆二

宮本 氏 矛盾するようですが、こだわりを持ちながら、幅広く関心を持てる人です。ものごとをやり遂げることにはこだわってほしい。しかし、自分の専門領域はこれであると自分で限定してしまい、狭い範囲に閉じこもってしまうようなこだわりはいりません。幅広く関心を持ち、世の中の激しい変化に適応できる人材を求めています。

 日本が得意としてきたものづくりのベースとなるのは技術です。ものづくりの技術にきっちりと取り組むような人材が活躍してこそ、今後の社会の発展・成長があると思います。

 ですから、理工系の勉強をしてきた方は誇りを持って、大きな意味で社会を背負って立つんだという気概を持ってやってもらいたい。そういう人に当社に興味を持って入社してもらえれば、と望んでいます。

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