売れ筋探偵団
目次
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犬もドックに入る時代
高齢化が進み、健康への不安が広がるのは人間だけでない。増加するペットにも「予防」「未病対策」を促す動きが広がりつつある。大阪府寝屋川市にあるラーク動物病院は、犬や猫だけでなく、ウサギやフェレットの健康診断を手がけて人気を呼んでいる。身長や体重の計測から血液検査、レントゲン検査まで人間と同じような項目…
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歩数計、ランナー需要も喚起
本格的なスポーツシーズンが到来し、今年こそはと思う人も少なくないはず。例えばランニング。マラソンブームもあって愛好者が増加中だが、最初は思うように上達しないもの。そんな新米ランナーの心の支えになりそうなものがある。いわゆる歩数計だ。
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秋の長風呂でプチ贅沢
秋も徐々に深まり、朝晩は涼しい日が増えてきた。シャワーで済ませていた夏場とは打って変わり、しっかりと湯船に浸かって体を温めたくなる季節の到来だ。入浴時間が長くなるにつれて、関心を集めるのがバスグッズだ。
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ランドセルは「ゆとり仕様」
秋の到来で本番を迎えたランドセル商戦。最近の市場環境はどうなっているのだろうか。市場規模は年間270億円と見られている。入学児童数は平均で年に110万人。うち、ランドセル購入者は9割ほどなので、毎年95万~100万個のランドセルが売れている計算になる。
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「無理のない禁煙」に商機
今度こそは――。10月1日、そう決意を新たにした人は少なくないはずだ。4年ぶりのたばこの増税・価格改定では、大半の銘柄が110円以上の値上げになる。日本財団が今年7月にまとめた調査では、喫煙者の9割弱がこの値上げを「高い」と受け止めている。つまり、禁煙ブーム再来の機運がにわかに高まっている。
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「0泊2食」が客を呼ぶ
「0泊2食旅行」が30代の女性を中心にブームだという。都心の喧騒から離れて心と体を癒やす旅。ゆっくりと温泉につかっておいしいものを食べる。だが、宿泊はしない――。
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「ハラマキ」、おしゃれに復権
全国各地で猛暑に見舞われた今年の夏。だが、エアコンの利いた部屋にこもりすぎても体調を崩してしまう。女性の中には、いわゆる冷え性対策として、夏でも就寝中などに腹巻きをして体温調整する人は少なくない。
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オルニチンで40代狙う
残暑を乗り切るために、ついついビールを飲みすぎてしまった。そうした人たちにうってつけなのが、しじみに多く含まれる「オルニチン」というアミノ酸だ。肝臓の代謝の働きを促し、飲酒後の解毒作用や疲労回復などに効果があると言われている。
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食卓の主役は“新種”野菜
9月に入っても、猛暑の続く日本列島。記録的猛暑は農作物の不作を招き、野菜の高騰が家計を直撃している。野菜にとって逆風と言える環境にあって、食卓のメーンディッシュを張れる「変わり種」に注目が集まっている。
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発電機が防災品に仲間入り
関東大震災が起きた9月1日は「防災の日」。今年も全国各地で防災イベントが数々開催される。アイデアを凝らした防災グッズは年々増えているが、今年新たに仲間入りしたのが、ホンダが5月に発売した発電機「エネポ」だ。
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樹脂器具で料理を楽しく
忙しい毎日でも家事はこなさなければならない。中でも食事は外食や「中食」で済ませてしまう場合もあるだろうが、自ら包丁を握りたいという人は男女を問わずにいるはずだ。こうした人を助けてくれるのが、アイデア調理器具。従来の器具の枠を超えたアイデアを与えてくれるのは樹脂の技術だ。
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スーツケース市場に異変
お盆が迫り、近く旅行を予定する人も多いだろう。JTBによると今年の夏休みの旅行者数(1泊以上)は国内・海外とも2008年のリーマンショック前の水準を回復する見込みだ。昨年は新型インフルエンザの流行もあって旅行需要が冷え込んだだけに、書き入れ時を迎えた関連業界の期待は高い。
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ゼロに踊る飲料市場
夏本番が到来し、飲料市場にとっては一番の書き入れ時を迎えている。きんきんに冷えた飲料を求めて入ったコンビニエンスストアの冷蔵棚を眺めると、「ゼロ」という文字をラベルに大きく記した商品が増えたことに気づく。
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環境に優しく暑さをしのぐ
いよいよ本格的な夏が到来した。この6月は北日本では月平均気温が戦後2番目の高温となるなど、猛暑が予測されている。ただ環境配慮の視点に立つと、冷房を利かせすぎるのには抵抗がある。「冷房病」を気にする女性も少なくない。そこでアイデア溢れた商品で暑さをしのぐ人が増えている。
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膨らむ「家パン」需要を狙え
手作りパンブームが続く中、自宅でパンを作れるホームベーカリーが躍進している。日本電機工業会によると、2009年の出荷数は43万台と、対前年で 10万台増えた。消費低迷のさなかにあって異例の高い伸びで、その数は5年前に比べ約3倍に達する。
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輪切りにしたら大ヒット
ロールケーキと聞けば、スポンジを筒状に丸めてクリームを挟み込んだ姿を想像する。大阪市の洋菓子店「モンシュシュ」の販売する「堂島ロール」が全国的な大ヒットにつながったことは記憶に新しい。ところがもう1つ、知られざる大ヒット商品がある。舞台はコンビニエンスストア。2009年9月に発売し、累計3000万…
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クルマが「宿」に早変わり
民主党政権の下、高速道路の無料化に向けた取り組みが始まった。高速道路料金がますます割安になり、夏休みには遠出をする人も多いだろう。しかし、長引く不況で懐事情は芳しくない。そこで、クルマ旅行と節約を両立させようと、「車中泊」を選択する人がにわかに増えている。
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会議の必需品でオフも楽しむ
ソニーの携帯用録音機「デンスケ」をご存じだろうか。1970年代、蒸気機関車の走行音や野鳥の鳴き声などを録音する“生録”ブームを支えたヒット商品だった。この生録を、CD並みかそれ以上の高音質で楽しめるデジタル機器として人気を集めているのが、リニアPCM(パルス符号変調)レコーダーだ。
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旅を諦めずに元気になる
そろそろ夏休みの旅行計画を考え始める人もいるだろう。旅先での出会いは、何物にも替え難い感動として脳裏に刻まれる。だが、すべての人が旅を楽しめる状況にあるかと言えば、そうではない。旅好きであっても、諦めている人たちが少なからずいる。体が不自由な高齢者や障害がある人たちだ。
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曇天消費にアイデア雨具
アイデア商品のほかに、注目を集めているのが、デザイン性が高い雨具だ。その1つが1260円のビニール傘。通常の傘と比べ、価格は3倍近く高いものの、この傘にはカラフルな模様が描かれ、デザインを楽しめる。もしデザインに飽きたら、ビニール部分だけを購入し、つけ替えられる。1本の傘で様々なデザインを楽しめる…