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 インタースコープの調査によれば,地上デジタル・テレビ放送の帯域の一部を利用した携帯/モバイル機器向けサービス「ワンセグ」の認知率が,サービス開始後に6倍以上に高まったという(ニュース・リリース)。具体的には,2005年11月に実施した調査では認知率が9.9%だったのに対し,今回実施した調査では65.1%になった。調査はインターネットを利用して実施,対象者は15歳~59歳の男女。有効回答数は1万である。

 認知率は,どの年代においても男性の方が高く,特に30代男性の認知率は約80%にのぼる。女性についても,20歳~54歳で50%を超える。

 ワンセグを知っていると回答した人のうち,81%は今後サービスを利用する意向があるとした。特に,男女ともに20歳代前半で利用意向が高いのが特徴である。

 ワンセグで利用したいコンテンツについては,「ニュース・天気予報」が14.5%でトップ,次いで「野球」が12.1%,「ドラマ」が7%だった。野球以外のスポーツのコンテンツも合わせると,スポーツ全体では25.1%になる。

 サービスを利用したいシチュエーションについては,「電車の中,電車の待ち時間」が16.8%とトップで,クルマやバスなどを含めて交通機関での利用が25.6%を占めた。