参考出展したSilmee W20/W21
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多くの機能を搭載
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Silmee Bar type Lite
Silmee Bar type Lite
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 東芝は2015年9月に発売予定のリストバンド型生体センサー「Silmee W20/W21」を、「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に参考出展した(関連記事1)。活動量や睡眠のほか、脈拍、会話量、紫外線量などを測定でき、スマートフォンなどと連携させて記録・管理できる。緊急時に本体のボタンを長押しすると、スマートフォンを介して登録先に緊急通知するなど、高齢者などを想定した見守り機能を充実させた。

 3軸加速度センサーに加え、脈拍センサーやマイク、紫外線センサーを搭載。「W21」にはGPSによる位置計測機能も搭載した。東芝はリストバンド型生体センサーとして、活動量や睡眠を測定できる「Actiband」を発売済み(関連記事2)。今回のSilmee W20/W21では、測定項目を大幅に増やした。

 胸に貼り付けて使うウエアラブル生体センサー「Silmee Bar type」の廉価版として2015年5月に発売した「Silmee Bar type Lite」も出展(関連記事3)。交換用ゲルパッドなどとのセットで従来は約10万円だった価格を、約8万5000円に下げた。これまで測定項目に含めていなかった「呼吸間隔」にも対応させ、重さもわずかに軽くした。呼吸間隔は心電位の測定結果から算出する。

 東芝は今後、ウエアラブル型生体センサーのブランドを「Silmee」に統一する。