探訪

  • 「鉄粉」除去で発電量が劇的に回復、岡山のミドルソーラー 「鉄粉」除去で発電量が劇的に回復、岡山のミドルソーラー 汚れの度合いで、洗浄の溶剤と頻度を使い分け 岡山県倉敷市の臨海工業地域に3つの太陽光発電所がある。中国電力の火力発電所に近く、3カ所とも特別高圧送電線が空中を通っている真下の細長い土地に立地している。 [2023年05月16日]
  • 山間でもロボット除草機の運用に成功、広島の太陽光 山間でもロボット除草機の運用に成功、広島の太陽光 日々自動で刈り、手間いらずで芝のように 瀬戸内海沿岸部の一角にある「広島県栽培漁業センター」の隣接地に、連系出力が740.0kW、太陽光パネルの出力が840.4kWの「竹原太陽光発電所」がある。 [2023年05月02日]
  • 池の修繕で「移動・着床」も、加東市の水上太陽光 池の修繕で「移動・着床」も、加東市の水上太陽光 ヌートリアを捕獲、電線の損傷には即時対応で短絡を防ぐ 兵庫県中部にある加東市は、稲作が盛んな地域である。農業用のため池が多くあり、そこから水田などに水が供給されている。3つのため池が隣り合うように並んで、それぞれの池に太陽光パネルが浮かんでいる場所がある。 [2023年04月20日]
  • 平戸島で10年目のFIT初期太陽光、好調な稼働を支える「予防保全」 平戸島で10年目のFIT初期太陽光、好調な稼働を支える「予防保全」 日常点検は月1回以上、わずかな異変もすぐに対応 平戸島(ひらどじま)は、長崎県北部、松浦半島の西の海に浮かぶ島である。東シナ海に面していて、北端から南端までの距離が約45kmと離島としては比較的大きい。この平戸島に、固定価格買取制度(FIT)に基づく案件としては、長崎県内では初めてではないかというメガクラスの太陽光発電所がある。 [2023年04月06日]
  • 津市で51MWのメガソーラー、ビオトープ整備し地域環境との共生目指す 津市で51MWのメガソーラー、ビオトープ整備し地域環境との共生目指す 東北電力とトタルエナジーズ、鈴鹿による共同出資  三重県津市の山林と田園が広がる地域に連系出力35MW、太陽光パネルの出力が約51MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「パワープラント津波瀬(つはぜ)」がある。 [2023年03月23日]
  • 東広島の水上メガソーラー、長期信頼性を優先し国産設備で構成 東広島の水上メガソーラー、長期信頼性を優先し国産設備で構成 福原工業の売電事業、屋根上や水上設置で地域環境に配慮  福原工業(大阪市)は、1989年に瓦屋根の工事で創業して以来、外壁やリフォームにも業容を広げ、2011年の固定価格買取制度(FIT)開始を機に太陽光発電の電気設備工事にも乗り出した。 [2023年03月20日]
  • 松阪の12MW案件にみる地方電設会社の底力、特高も自力で開発をけん引 松阪の12MW案件にみる地方電設会社の底力、特高も自力で開発をけん引 地方企業のハンディ乗り越え、開発からEPC、O&Mまで一気通貫で担う 三重県松阪市の山あいに連系出力が12MW、太陽光パネルの出力が約15.5MWの「パワープラント松阪庄町」がある。同県内に本拠を置く電設工事会社、鈴鹿(三重県鈴鹿市)などが開発・運営している。 [2023年03月09日]
  • 牧之原市で30MWのメガソーラー、スズキの再エネ戦略 牧之原市で30MWのメガソーラー、スズキの再エネ戦略 湖西工場では風力、再エネ水素で荷役運搬車を稼働 静岡県牧之原市にある中里工業団地に、自動車の大手であるスズキが開発・運営している出力約20MWの「スズキ牧之原太陽光発電所」がある。 [2023年02月24日]
  • ヒツジとともに10年、除草と癒しで効果、明石土山のメガソーラー ヒツジとともに10年、除草と癒しで効果、明石土山のメガソーラー 直撃雷の被害もパネルの劣化は感じられず 兵庫県加古郡稲美町に合計出力約17MWの「ニッケまちなか発電所 明石土山」がある。市街地近辺にありながら、メガソーラー内でヒツジが放牧されているという国内では稀有な太陽光発電所である。 [2023年02月14日]
  • 王滝村のスキー場跡にメガソーラー、売電収入で人づくりに貢献 王滝村のスキー場跡にメガソーラー、売電収入で人づくりに貢献 自然電力が開発、雪対策、県条例をクリアして稼働  長野県の南西部に位置する王滝村は、標高3067mの霊峰・御嶽山の麓に位置する。村の中心地の標高は920~940mに達し、県下でも屈指の山間高地にある。木曽ヒノキの産地として知られるとともに、御嶽山の登山口やスキー場などに、多くの人が訪れる。 [2023年02月07日]
  • 費用対効果の高い除雪を実践、雪を味方につける杜の都のメガソーラー 費用対効果の高い除雪を実践、雪を味方につける杜の都のメガソーラー ペット霊園とともに運営、公園のような管理を目指す 仙台市青葉区上愛子(かみあやし)は、仙台の街の中心部から北西に離れた場所に位置する。仙台と山形を結ぶJR仙山線の愛子駅に近い。この地域に出力約1.2MWの「上愛子太陽光発電メガソーラー」がある。 [2023年01月30日]
  • 日向のメガソーラーにみる大林組の再エネ管理手法 日向のメガソーラーにみる大林組の再エネ管理手法 土木の強みを生かし、発電量も高精度に予測 宮崎県はとにかく晴れている印象がある。実際、同県は日照時間、快晴日数ともに全国でトップクラスにあり、日向市は年間日照時間が2000時間を超えるという。 [2023年01月05日]
  • 福島・矢吹町のメガソーラー、発電好調も雑草で苦慮、クローバーは断念 福島・矢吹町のメガソーラー、発電好調も雑草で苦慮、クローバーは断念 10MWの本格水力も開発、三菱マテリアルの再エネ戦略 福島県矢吹町は、同県中部、いわゆる中通りの南部に位置する。同町に連系出力合計6.544MW、太陽光パネルの出力が合計約8.284MWの矢吹太陽光発電所」がある。 [2022年12月21日]
  • 外周に豊かな森が再生、那須のメガソーラー 外周に豊かな森が再生、那須のメガソーラー レノバが環境アセスを経て稼働して7年  東北新幹線・那須塩原駅からクルマで15分ほど、「那須塩原ソーラー発電所」は、栃木県北部に広がる那須野が原台地で稼働する出力26.2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)だ。 [2022年12月13日]
  • 鳥取大山の麓にメガソーラー稼働、両面発電で冬も好調 鳥取大山の麓にメガソーラー稼働、両面発電で冬も好調 ゴルフ場跡に調整池を追加し治水機能を強化 鳥取県の大山(だいせん)は、標高1709mで中国地方の最高峰の山である。鳥取砂丘と並ぶ同県の名所で、その姿から旧国名をかけて伯耆富士(ほうきふじ)と呼ばれることもある。 [2022年12月06日]
  • 国内ブランドにこだわった守谷市の屋根上太陽光、FIT後の事業モデルを模索 国内ブランドにこだわった守谷市の屋根上太陽光、FIT後の事業モデルを模索 CREなどの物流倉庫で自家消費やPPAにも展開 茨城県守谷市に大型の物流施設「ロジスクエア守谷」がある。屋根上には6528枚の太陽光パネルが並んでいる。 [2022年11月16日]
  • 常磐線沿いのメガソーラーに見る、JR東日本の「こだわり」 常磐線沿いのメガソーラーに見る、JR東日本の「こだわり」 野球場との隣接地では「場外ホームラン」で被害!? 東日本旅客鉄道(JR東日本)の常磐線に乗って、友部駅(茨城県笠間市)と内原駅(水戸市)の間を通りかかると、列車の目の前に太陽光パネルが並んでいる場所が見える。 [2022年11月02日]
  • 進化する営農型太陽光、ドローンでO&M効率化 進化する営農型太陽光、ドローンでO&M効率化 既存発電所にサカキ、耕作放棄地を再生、プロファイで大規模化  新潟市西蒲区の越前浜は佐渡島の対岸に当たり、海水浴場とスイカやダイコンなどの畑地が広がる。「新潟鈴木ファーム太陽光発電所」は、海岸から1㎞ほど小高い砂丘地帯に位置する。 [2022年10月24日]
  • 炭鉱跡のメガソーラー、FIT後を見据え設計から再評価 炭鉱跡のメガソーラー、FIT後を見据え設計から再評価 太陽光パネルとパワコンの相性などもメーカーを交えて検証 福岡県宮若市に3カ所合計で連系出力19.5MW、太陽光パネルの出力約27.9MWに達する「DREAM Solar(ドリームソーラー)福岡宮若I・II・III」がある。 [2022年10月18日]
  • 奈良・五條の分譲住宅地を転用したメガソーラー、小まめな手入れで安心安全 奈良・五條の分譲住宅地を転用したメガソーラー、小まめな手入れで安心安全 自社の主任技術者が顔なじみに、増設は他のメーカーのパネルで 奈良県五條市の分譲住宅がある地域の一角に、連系出力が6.0MW、太陽光パネルの出力が約7.1MWの「DREAM Solar(ドリームソーラー) なつみ台II」がある。 [2022年10月05日]
  • 雪害から「すべてのパネル・架台を交換」、強固に復旧した岩手・金ヶ崎のメガソーラー 雪害から「すべてのパネル・架台を交換」、強固に復旧した岩手・金ヶ崎のメガソーラー 損壊の教訓生かす、予防保全の除雪も追加 岩手県南西部の内陸に位置する金ケ崎町。工場立地地域の一角、県道を挟んでコンクリート工場に面した場所に太陽光パネルの出力が約1.2MWの「神奈中岩手県金ケ崎第2太陽光発電所」がある [2022年09月21日]
  • 自家消費型太陽光を次々拡張、椿本チエインの埼玉工場 自家消費型太陽光を次々拡張、椿本チエインの埼玉工場 新棟稼働後も同じ契約電力、パネルへの散水で思わぬ効果 埼玉県飯能市にある西武鉄道・飯能駅で降りてクルマで約10分行くと、椿本チエインの埼玉工場がある。主力製品は、自動車のエンジン用のタイミングチェーンシステムで、世界シェアは37%でトップとしている。 [2022年09月07日]
  • 「高級な土木工法と草の根」で予防保全、白河市のメガソーラー 「高級な土木工法と草の根」で予防保全、白河市のメガソーラー タイのバンプーがトリナ・ソーラーから取得して事業化 福島県白河市の山あいに、連系出力10.0MW、太陽光パネルの出力約14.9MWの「白河太陽光発電所」がある。白河市大信増見の山林だった土地を活用し、2022年1月に売電を開始した。 [2022年08月23日]
  • 坂井市で28MWのメガソーラー、スパークスによる入札案件 坂井市で28MWのメガソーラー、スパークスによる入札案件 買取価格15円でも国産パネルとパワコンを採用  福井県坂井市三国町は、海岸の断崖に柱状の奇岩が続く景勝地・東尋坊のほか、かつて北前船交易で栄えた三国湊など古い街並みで知られる。一方、これら市街地と九頭竜川を挟んで向かい側は、工業団地になっており、火力発電所や化学系工場などがある。 [2022年08月11日]
  • 兵庫・権現ダムの「堤体メガソーラー」、20度以上の急斜面での試行錯誤 兵庫・権現ダムの「堤体メガソーラー」、20度以上の急斜面での試行錯誤 ダムマニアに注目も、カラスの石落としに苦慮 兵庫県加古川市に、連系出力が1.5MW、太陽光パネルの出力が約1.76MWの「権現ダム太陽光発電所」がある。名称の通り権現ダムに立地し、太陽光パネルはダムの堤体に固定されている。 [2022年08月03日]
  • 記事ランキング