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テレビはネットで変えられる

 ネット・テレビ元年――。テレビをはじめとするデジタルAV機器/ホームネットワークとネットを連動させることで,新しいデジタルライフの楽しみ方を提供しようという試みが,続々と立ち上がり始めた。NGNを利用したIPTVサービス,アクトビラによるハイビジョンのVODサービスといった新しいコンテンツ提供の仕組み作りへの挑戦や,APIの公開でネット上の映像や各種の情報を様々な機器で利用できるようにしようという試みなど,そのアプローチは様々だ。さらにはNHKによるアーカイブスのオンデマンドサービスも年内にも登場する。「放送/コンテンツ」「通信」「家電」「ソフトウエア」の各分野で始まっているこうした試みをうまく活用することで,AV機器やホームネットワークを生まれ変わらせたり,コンテンツビジネスを主導していくことが可能になる。本セミナーでは,様々な分野でIPTVやネット家電に取り組むキーマンが,現在の取り組みを紹介したり,2010年に向けた展望を語る。

概要

■日時: 2008年5月27日(火) 10:30〜17:30予定 (開場10:00予定)
5月28日(水) 10:30〜16:30予定 (開場10:00予定)
■会場: 灘尾ホール
■共催: 日経エレクトロニクス,日経ニューメディア

受講料

■一般価格:: 63,000円
◇受講料には「日経エレクトロニクス(1年間・27冊)」「日経ニューメディア(3ヶ月・12冊)」の購読が含まれます。現在ご購読中の方は,購読期間を上記冊数分延長させていただきます。
※ 満席になり次第,申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム

1日目 (5月27日) 
10:30〜11:20

NHKのネットへの取り組む方向について

NHK
総合企画室〔経営計画〕 担当部長
山内 雄敦 氏

2007年12月の改正放送法の成立を受け,この法律の施行される今年4月以降にNHKではアーカイブ番組の通信回線による提供が可能となる。この新たな事業は12月開始を目指しているが,合わせて現在NHKが実施しているインターネットについても,新たな考え方の導入が必要となると考えている。これらは9月に公表される予定の次期経営計画の大きな課題となる。この講演では,現在検討を進めているネットへの取り組みに向けての考え方や課題などについて報告する。

11:20〜12:10

IPTVをキッカケに変革する3年後,5年後のデジタルAV機器の楽しみ方

アクセンチュア
通信・ハイテク本部 戦略グループ エクゼクティブ・パートナー
清水 新 氏

IPTVの今後の発展について,アナリストの眼で考察する。YouTubeを始めとするネットサービスの面白さと,リビングの主役であるテレビの利便性・大画面を融合させた魅力的な「未来のTV」はどのような姿になるのか。国内外のIPTVの現状や,ネットを使った各種の映像サービスを分析した上で,3年後,5年後のテレビや各種デジタルAV機器の姿・楽しみ方をマーケットからの視点で予測・解説する。

12:10〜13:00
昼食休憩 主催者がご用意いたします。
13:00〜13:50

角川はなぜYouTubeと組めたのか

角川デジックス
代表取締役社長
福田 正 氏

角川グループホールディングスは2008年1月25日,米Google Inc.傘下の動画共有サービス「YouTube」で,広告配信などの新規事業を展開すると発表した。YouTubeに公式コンテンツを提供するだけでなく,ユーザーがアップロードしたコンテンツを積極的に利用する考えである点が他社と一線を画す。なぜ角川グループはYouTubeと組めたのか。どのような未来を描いているのか。コンテンツ・プロバイダーとしての考え方や狙い,それをサポートする技術の必要条件を解説する。

13:50〜14:40

ネット時代のデジタルライフスタイル

マイクロソフト
業務執行役員 デジタルライフスタイル推進 戦略担当 ディレクター
佐野 勝大 氏

マイクロソフトでは,ネット時代の新しいコンシューマエクスペリエンスを目指し,Windows Vista Media Centerを中心に,家庭におけるメディアハブとしてネット上のコンテンツ/サービスとデジタル家電やテレビとの連携を推進している。また海外では次世代のIPTVへの布石として"Microsoft mediaroom"やXBOX360のオンラインサービスXBOX Live!でのビデオオンデマンドなどオンラインエンターテインメントの新しい試みもスタートしている。こういった取り組みの紹介に加えて,今後のデジタル関連技術動向を踏まえながら,ネットとPC,デジタルTVなどの家電が連携しながら、今後のデジタルライフがどう変化していくのかを考察する。

14:40〜14:50
休憩
14:50〜15:40

ユーザー・インタフェイスは誰のものか
 ーネット接続がテレビにもたらすUI変革

UIEvolution
Founder
中島 聡 氏

YouTube,ニコニコ動画,Slingbox,Apple TVといった新しいサービスやデバイスの登場が提示するのは,今までの「テレビ放送」とはまったく形の異なるライフ・スタイルの提案であり,ビジネス・モデルの大変化である。そこで大きな問題になるのは,デバイスメーカー,通信事業者,Webサービス・プロバイダー,コンテンツ・プロバイダーの間で始まる「誰がユーザー・インタフェイスを提供するのか」という戦いである。今回はそこに焦点を当てた上で,従来の「組み込みUI」とは大きく異なる「サービス指向UI」のアーキテクチャについて整理・解説する。

15:40〜16:30

ブロードバンドを統合したビデオプラットフォームのビジョン

米TiVo Inc.
Senior Director of Technology
Joseph Weber 氏

米TiVo社は,HDDを内蔵したセットトップ・ボックスであるDVRおよび関連サービスをいち早く実用化した。現在は,家庭内ネットワークやブロードバンド対応を積極的に推進しており,YouTubeのAPIへの対応なども表明している。放送,家庭内ネットワーク,ブロードバンドを統合した映像プラットフォームのビジョンについて解説する。なお,講演者は「IPTV Crash Course」(Mcgraw-Hill社 刊)の著者でもある。

16:30〜16:40
休憩
16:40〜17:30

「全チャンネル録画+ネット・サービス」が生み出す新たな視聴体験

PTP
代表取締役 社長
有吉 昌康 氏

PTPが開発し,既に販売している「SPIDER PRO」は,過去約1週間分のテレビ番組全チャンネルを自動録画するハード・ディスク録画機である。従来の全チャンネル録画機と異なるのは,PTPが提供するネット・サービスとの協調で新しい視聴体験を生み出している点である。番組やCMの概要や出演者,企業,製品名といったメタ情報を蓄積し,SPIDER PROから検索するサービスを使うことでユーザーは,1週間分の番組やCMを出演者別に抽出したり,ある出来事に関する報道を時系列で追ったり,番組ごとの違いを確認したりできる。全チャンネル録画とネット・サービスの融合が生み出す新たな視聴体験をデモを交えつつ解説する。

2日目 (5月28日) 
10:30〜11:20

通信放送融合法の勘所 ―法体系の見直しがビジネスにどう影響するのか

慶應義塾大学
メディアデザイン研究科 教授
中村 伊知哉 氏

総務省は,通信・放送法体系の見直しを進めている。通信・放送の縦割りをレイヤー別に再編する狙いである。こうしたコンセプトのたたき台を示した中村氏は,法体系をタテからヨコに直すというより,その際に電波規制やサービス規制の大幅な規制緩和を断行することが肝要だという。本講演では,検討が進む通信・放送法体系を紹介するとともに,体系の見直しは通信・放送・デジタル家電の事業にどういう効果が期待できるのかを解説する。

11:20〜12:10

ひかりTVの概要と今後の展開

NTTぷらら
映像ビジネス本部 映像サービス企画部長
伊藤 康之 氏

NTTぷららなどは,IPTVによる多チャンネルサービスとVODなどから構成する「ひかりTV」サービスを開始した。STBを配布するモデルからのスタートである。本講演では,ひかりTVのサービス概要に加えて,サービス提供の仕組み,標準化との関連,NGNを利用する利点,サービスや技術に関する今後のロードマップ,目標とする姿などについて説明する。

12:10〜13:00
昼食休憩 主催者がご用意いたします。
13:00〜13:50

デジタルテレビ向け映像配信サービス,半年の経緯と今後のロードマップ

アクトビラ
代表取締役副社長
久松 龍一郎 氏

アクトビラがテレビを対象にした有料のビデオ配信サービスを開始して約半年がたった。テレビに受信機能を標準搭載し,手軽に各種のブロードバンドサービスを楽しめるようにしようという戦略である。本講演では,半年間のサービス提供で得たユーザーやコンテンツ提供者の声や,それも合わせた今後のロードマップなどについて解説する。

13:50〜14:40

インターネットAQUOSが目指すネットとテレビの融合

シャープ
情報通信事業本部 通信融合端末事業部 新規事業推進部長
笛田 進吾 氏

リビングでリラックスして楽しむテレビと,能動的に情報を収集するために使うパソコンでは,ユーザーの視聴姿勢が大きく異なることが課題とみている。シャープはこうした問題を解決する一つの方法として,「インターネットAQUOS」を提案している。講演ではインターネットのサービスをリビングのテレビに持ち込むための諸問題と,それらをインターネットAQUOSでどのように解決したかを紹介する。

14:40〜14:50
休憩
14:50〜15:40

進化する「Yahoo! Everywhere構想」と,その先の家電-ネット連携の世界

ヤフー
デジタルホーム事業室 室長
坂東 浩之 氏

テレビに,カーナビに・・・。ヤフーが2006年に発表した「Yahoo! Everywhere構想」が今,どんどん進化し,成果を挙げている。 「オープン化」「ユーザーインターフェース(UI)最適化」「利用者中心」「シームレス連携」という4つのキーワードに挙げながら,様々な業界とコラボが始まった。本講演では,5月29日から開始するフルハイビジョンテレビ向けインターネットサービス 「Yahoo! JAPAN for AQUOS」の例を交えながら,同社がYahoo! Everywhereを打ち出 した背景やその成果を紹介するとともに,Everywhere推進の次の方向性を解説する。

15:40〜16:30

日立におけるネットTVへの取組み

日立製作所
コンシューマ事業グループマーケティング事業部 商品企画本部 担当本部長
小林 一司 氏

日立製作所は2008年4月に発表した超薄型テレビの新製品 「Wooo UTシリーズ」で,ネット対応機能のテレビへの搭載を本格的に始めた。ハイビジョンレベルのコンテンツを配信する「アクトビラ ビデオ・フル」への対応のほか,家庭内ネットワーク規格DLNAにも対応した。また,新製品の発売と同時に新たに開設するポータルサイト「Wooonet」とテレビの連携サービスも提供する。これらの機能の位置付けや利用シーン,今後の展開について日立の考えを説明する。また,日立が将来のネットTVに向けて開発中のユーザインタフェース技術などについても解説する。

※講演時刻等、随時更新いたします。
※プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
※海外講師の講演には,同時通訳が付きます(英→日)。

■受講料のお支払:後日,受講券・ご請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお,振込手数料はお客様のご負担になりますのであらかじめご了承ください。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:お申し込み後のキャンセル,ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。

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