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イメージ・センサ2008 

 これまで撮像素子の競争とは,画素ピッチの短縮をほぼ意味した。より小さな画素(受光面積)で,カメラ・システムが必要とする感度を得る競争である。
 撮像素子メーカーは莫大な投資を続けてきたが,その状況は「チキンレース」と呼ばれた。なかなか狭ピッチと高画質を両立できなかった上に,画素数以外にあまり価値を提供できなかったからだ。
 この状況は変わる。米国企業が極小ピッチ品の画質を高めたほか,データ出力速度が高かったり,雑音が極めて小さかったりする品種が市場で評価されつつある。
 業界の第一線で活躍する人物を招き,次なる撮像素子とカメラの技術を論じる。

概要

■日時: 2008年4月2日(水) 10:30〜17:10予定 (開場10:00予定)
■会場: 東京コンファレンスセンター・品川
■主催: 日経エレクトロニクス

受講料

■正価: 42,000円
◇受講料には「日経エレクトロニクス(1年間・27冊)」の購読が含まれます。現在ご購読中の方は,購読期間を1年間延長させていただきます。
※ 満席になり次第,申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。

プログラム

10:30〜11:00

この先2年の競争を占う

日経エレクトロニクス記者
大槻 智洋

過去6年,撮像素子やカメラにおける技術・産業動向を見てきた経験を基に,今後2年程度の争点を示す。過去執筆した主な記事は「カメラ王国は永遠か」,カメラ業界を含めた業務委託の実態を描いた「鴻海は敵か味方か」などである。

11:00〜11:50

CMOSセンサ新時代

〜Digital Camera Worldを身近なものに〜

ソニー
半導体事業本部 イメージセンサ事業部 事業推進部 担当部長
野村 秀雄 氏

ソニーは,携帯電話機とデジタル一眼レフ・カメラ,HDTV対応ビデオ・カメラのそれぞれに,基本設計が同じCMOSセンサを搭載することに成功した。それを可能にした技術を説明する。さらに作例を通して,CMOSセンサが備える機能がカメラの価値向上にどのように貢献できるのかも示す。

11:50〜12:35

昼食休憩

主催者が用意します
12:35〜13:25

高S/Nを実現した小型CMOSイメージ・センサの開発
〜フルHD対応1/3.2インチ3.3M単板CMOS〜

キヤノン
デバイス開発本部 半導体デバイス製品開発センター 室長
高橋 秀和 氏

キヤノンは,画素ピッチが2.2µmの撮像素子として最高水準のS/Nを達成したCMOSセンサを開発,フルHDビデオ・カメラ「iVIS HF10」に搭載した。画素ピッチを従来の2.75µmから大幅に狭めたにも関わらず,プロセス微細化と新デバイスにより,S/Nを上げることに成功した。ビデオ・カメラの性能の目安となる最低撮影照度は3lxを達成している。同時に低電圧化により,消費電力の低減にも成功した。講演では,今回のセンサに関する設計思想や技術内容などを述べる。

13:30〜14:20

Truefocusイメージングシステム および 1.75µmピッチ品

米Omnivision Technologies, Inc.
Application Manager
高橋 克明 氏

十数cmの至近距離から無限遠まで機構部品に頼らずにピントを合わせられるTruefocusを中心に,低コストと高画質を両立する技術を解説する。Turefocusは機構部品を使った時に問題になりがちなシャッター・レスポンスの低下と無縁である。被写界深度を広げるためにF値を大きくする必要が無いため、明るい画像を得ることができる。また,1.75µmピッチ品を含めたロードマップおよびテクノロジーも紹介する。

14:25〜15:15

Creating BIG results from SMALL Pixels in Camera Phones

〜How Kodak has created a superior high resolution CMOS sensor for Camera Phones while still using a super small 1.4µm sized pixel〜

米Eastman Kodak Co.
Image Sensor Solutions部門 WW Marketing and Business Development Director
Feisal Mosleh 氏

«編集した邦訳» Kodak 社は世界で初めて画素ピッチが1.4µmと狭いCMOSセンサを発売する見込みだ。こうした狭ピッチのセンサは従来,特に低照度時の性能に問題があったが,同社は「TRUESENSE」技術によってドラマティックに改善した。TRUESENSE技術は,信号検出や色フィルタ配色に関わるもの。信号検出に正孔を用い,色フィルタにClearを追加した。
なおKodak社は,今日のカメラが一般に用いる技術を生み出している。1970年代にはベイヤーと呼ばれる画素の配色を,1999年には一つの埋め込み型フォトダイオードを,四つのトランジスタで駆動する技術を発明した。
«原文» Kodak invented the Bayer Pattern in the 70’s and the pinned four transistor photodiode (4T) in 1999 both of which improved performance for camera phone cameras and are used in most camera phone camera sensors today. But as consumers demand higher resolutions (more MPs), pixels continue to shrink and the Image Quality and low light performance of conventional CMOS sensors used in camera phones is poor compared to digital still cameras. Now Kodak is addressing this inherent issue of smaller pixels by utilizing two new technologies and creating the world’s first 1.4µm 5MP sensor that uses these to produce dramatic improvements in image quality and low light performance. The technologies are Kodak’s TrueSense High ISO/Clear Pixel color filter pattern and High ISO image processing plus the TrueSense pMOS Hole Detection that uses positively charged holes to detect light rather than electrons. We discuss the results, the technology and its implications.


15:20〜16:10

撮像素子・カメラの開発者に気付いてほしいこと

DigitalCamera.jp
主宰 写真家・ジャーナリスト
山田 久美夫 氏

例年好評を博す山田氏が今年も登壇。これまでのデジタル・カメラは銀塩カメラの置き換えにすぎないとした上で,撮像素子やカメラを手掛けるメーカーが本来提供すべきユーザー体験とは何か,柔らかくて強烈な言葉で指摘する。山田氏は評論家として活躍する傍ら,カメラ・メーカーなどへの助言も行っている。

16:10-16:25  休憩
16:25-17:10

パネル・ディスカッション:何が撮像素子の競争軸になるのか

講演者が他の講演や自らの知見を基に,撮像素子の今後について私見を交えて議論する。

※講演時刻等、随時更新いたします。
※プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
※海外講師の講演には,同時通訳が付きます(英→日)。

■受講料のお支払:後日,受講券・ご請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお,振込手数料はお客様のご負担になりますのであらかじめご了承ください。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:お申し込み後のキャンセル,ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。

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