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NEワイヤレス シンポジウム2007 「リビングルームを変える無線テクノロジー最前線」

家庭や身の回りで利用する無線テクノロジーの進化が続いています。家庭では,絵画のように壁に張り付けて利用する超薄型テレビの実用化に向け,HDMIなどテレビ・インタフェースを無線化する超高速伝送技術の開発が活発です。60GHz帯など「ミリ波通信」の利用や,超広帯域を利用する「UWB」,高速無線LANである「IEEE802.11n」などがAV機器に向け開発が進んでいます。一方,超低消費電力の無線技術の登場を契機として,テレビのリモコンも赤外線からRFに変わり始めました。携帯電話機が中心の「Bluetooth」も,適用範囲の拡大に向けた超低消費電力版 「ULP Bluetooth」に進化しつつあります。低消費電力化の波は,無線LANにまで及び始めており,センサー・ネットワークの概念を大きく変えようとしています。こうした無線技術の進化は,今後のネット家電にどのように影響していくのでしょうか。今回の技術セミナでは,リビングルームや携帯機器で利用する無線テクノロジーの最新動向について,技術開発を進めるメーカー担当者に語っていただきます。

概要

■日時: 2007年12月12日(水) 10:00〜17:00(開場9:30)予定
■会場: 青山ダイヤモンドホール
■主催: 日経エレクトロニクス

受講料

■受講料: 42,000円
◇全ての受講者の方に「日経エレクトロニクス(1年間・27冊)」の購読が付きます。現在ご購読中の方は,購読期間を1年間延長させていただきます。
※ 満席になり次第,申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。

プログラム

10:00〜10:55

次世代WPAN,WLAN,そしてWMANまで,無線技術の規格動向及び将来と課題について

太陽誘電
商品開発本部 技術企画統括部 主任研究員
棚橋 雅人氏

携帯電話機やノート・パソコンのみならず,家庭のAV機器にも無線機能が組み込まれる時代が近づいている。この際には,高集積のRFモジュール技術やアンテナ技術での工夫が求められる。欧米の無線ICメーカーや標準化団体の最新動向に精通する太陽誘電の技術者が,次世代無線通信技術の現状と将来について解説する。

11:00〜11:55

The Future of Wireless PAN Technology in Consumer Electronics, Building Automation and Health Care

Chairman, ZigBee Alliance/
Chair, IEEE 802.15 Working Group
Bob Heile氏

米国の無線規格策定の総本山であるIEEE802委員会。そこでPAN(personal area network)分野に関する規格策定に長年の間議長として携わるのがBob Heile氏である。ZigBee Allianceなど多数の業界団体の取りまとめ役としても知られる。近距離無線を知り尽くしたHeile氏が,家庭のAV機器やヘルスケア機器にまで広がる次世代無線技術の将来について思いを語る。

This talk focuses on an overview of the Wireless Personal Area Networking technologies being developed in IEEE802.15 and associated Industry Alliances like ZigBee and WirelessHD. It is divided into three sections: 1) low power consumption, low data rate technologies like those addressed by 802.15.4/ZigBee for consumer electronics, building automation and energy management, 2) emerging short range wireless technologies like those addressed by 802.15.6, for use primarily in or close to human bodies and 3) ultra high data rate wireless technologies like those addressed by 802.15.3c for multi-media applications. Both current applications and emerging market trends will be examined.

12:00〜12:40 昼食休憩

【ハイスピード・セッション】

【ローパワー・セッション】

家庭のAV機器間で高品質なHDTV動画をやりとりする無線伝送技術について,最新動向を紹介する。60GHz帯利用のミリ波通信や,UWB,高速無線LANなどがキーワードになる。

RFリモコンや,センサー・ネット,携帯電話機,ウェアラブル機器に向けた低消費電力技術について紹介する。超低消費電力版Bluetoothや,ローパワー無線LANなどがキーワードになる。

セミナーお申し込み
12:40〜13:35

IEEE802委員会で策定が進む,ミリ波を使ったGビット伝送仕様について

NICT プログラム ディレクター(ユビキタス モバイル)/Vice Chair, IEEE802.15.3c /Chair,COMPA Consortium
加藤 修三氏

米IEEE802委員会において,民生機器に向けたミリ波利用の高速無線規格の策定が進められている。なかでもNICTやソニー,NTTなどで構成する団体「CoMPA」が共同提案する仕様が,伝送仕様として採用される見込みだ。仕様作りおよび作業部会の討議において中心的な役割を果たすNICTの加藤修三氏が,家庭のAV機器やKIOSK端末に向けた5Gビット/秒を超える超高速無線伝送仕様について解説する。

12:40〜13:35

次世代Bluetoothの技術動向―ULP Bluetoothの最新状況を含めて―

シーエスアール
チーフ エンジニア
富永 創樹氏

さらなる適用分野拡大に向け,Bluetoothの進化が続いている。消費電力を1/10程度に下げることを狙う「ULP Bluetooth」対応のICもまもなく登場する。消費電力を低減し,腕時計やリモコンのほか,各種の健診機器,玩具など用途を拡大させる狙いだ。Bluetooth用送受信ICの大手メーカーでありULP Bluetooth対応を積極的に進めるCSR社が,次世代技術開発の最新状況を解説する。

13:40〜14:35

世界最薄35mmの液晶テレビ「Wooo UTシリーズ」のコンセプトに見る,将来のリビングルームの姿

日立製作所
商品企画本部
吉野 正則氏

日立製作所は,2007年12月中旬から発売する超薄型液晶テレビ「Wooo UTシリーズ」で,表示部とチューナ部を分離したコンセプトを導入した。同社はこうした形状を,「次世代テレビのあるべき姿」とし,今後も採用を進めて行く考えだ。表示部とチューナ部の無線接続のために,UWBを使ったHDTV動画伝送システムをオプションとして用意した。日立製作所の企画担当者が,Wooo UTシリーズのコンセプトについて語る。

13:40〜14:35

「赤外線リモコンからRFリモコンへ」,待機時消費電流が数百nAの無線送受信ICを開発

ノルウェーNordic Semiconductor社
Marketing Manager
Thomas Bonnerud氏

ノルウェーNordic Semiconductor社は,待機時消費電流が数百nAと極めて低い無線送受信ICを開発した。2.4GHz帯を利用し,最大2Mビット/秒のデータ伝送速度を確保する。同社の技術は,既に米Apple Inc.の「Nike+iPod Sport Kit」などに採用されているほか,Bluetooth SIGが策定中の低消費電力仕様「ULP Bluetooth」のベース技術として採用される見込みである。腕時計や健診機器など各種携帯機器への組み込みのほか,テレビやAV機器のリモコンへの搭載を目指す。同社の担当者が,消費電流を低減するために用いる伝送モード「Shockバースト」などについて解説する。

 休憩
15:00〜15:55

5GHz帯を使いHDTVを非圧縮伝送する1.5Gビット/秒の無線伝送技術「WHDI」について

イスラエルAMIMON,Ltd.
VP Marketing & Business Development
Noam Geri氏

イスラエルのベンチャー企業であるAMIMON,Ltd.は,最大データ伝送速度が1.5Gビット/秒の無線インタフェースを開発した。720pおよび1080iなどのHD画質の映像データを,非圧縮で無線伝送できる。無線LANと同様,5GHz帯で20MHzの帯域幅を使いながら,信号処理技術に工夫を盛り込むことで高い周波数利用効率を実現した。同社の担当者が,高い周波数利用効率を実現する技術「WHDI(Wireless High-Definition Interface)」について明らかにする。

15:00〜15:55

リモートコントローラにおけるRFのニーズ

米Cypress Semiconductor Corp.
Product Manager, Wireless Solutions
Leon Tan氏

従来のリモコンは,製品のおまけ的存在であった。しかし昨今のリビングルームのデジタル化に伴い家庭用エレクトロニクス製品にとって重要な役割を担うようになってきた。リビングルームへのメディア融合は,デジタルテレビにより大きな一歩を踏み出し,デジタル/パーソナル ビデオ レコーダの普及によってより身近なものになった。この変化により,従来の赤外線に比べ高い自由度と柔軟性を持つRFが注目されている。
サイプレスは,高い干渉回避機能を備えた2.4GHz帯の低消費電力の無線ICを開発しており,キーボードやマウスなどパソコン周辺機器に採用されている。現在,家庭用エレクトロニクス製品やRFリモコンへも用途を拡大中だ。 本講演では,赤外線における限界とサイプレス社の2.4GHz無線テクノロジを解説し,赤外線からRFに移行するための実際の設計例を紹介する。

16:00〜16:55

HDMIの無線化目指す「WirelessHD」について

Technical Editor,WirelessHD /
Sr.Member of Technical Staff Wireless Technologies & Standards,
米SiBEAM,Inc.
James P.K. Gilb氏

韓国LG Electronics Inc.や松下電器産業,NEC,韓国Samsung Electronics Co., Ltd.,米SiBEAM, Inc.,ソニー,東芝の7社が主導して,1080pの映像ストリームを非圧縮伝送する規格作りを進める業界団体が「WirelessHD」である。60GHz帯のミリ波を活用し,スマートアンテナ技術と組み合わせることで家庭のAV機器間の高速データ通信を実現することを目指す。WirelessHDのTechnical EditorであるJames P.K. Gilb氏が,策定中の仕様について語る。

16:00〜16:55

超ローパワーの無線LANチップが開く新たな世界

米GainSpan Corp.
Board Advisor
Bhupender Virk氏

米Intel Corp.出身の技術者が立ち上げたベンチャー企業のGainSpan Corp.は,センサー・ネットに向けて消費電力を低減した無線LAN用ICを開発した。待機時の消費電流が,1.8V動作時で2μA,3.6V動作時に5μAと,ZigBeeチップ並みに低い。無線LANのホットスポットであれば,どこでもセンサー・ネット環境として利用できる。工場内管理やビル内機器管理,家庭内のセキュリティ用途などに向ける。同社の担当者が,開発の狙いとICの特性について語る。

※講演時刻等、随時更新いたします。
※プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
※海外講師の講演には,同時通訳が付きます(英→日)。

■受講料のお支払:
  後日、受講券・ご請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお,振込手数料はお客様のご負担になりますのであらかじめご了承ください。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
  お申し込み後のキャンセル,ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。

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