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デジタル・テレビの新たな挑戦 −−ブロードバンドがテレビ/デジタル家電を変える

放送のデジタル化を契機に大きく変貌を遂げてきたテレビ/デジタル家電機器が,いま再び大きな変革期を迎えようとしている。きっかけはブロードバンドの急激な普及と,それによって提供されるコンテンツの爆発的な拡大である。パソコンの利用を前提に,ポータル・サービスの充実,音楽/映像配信ビジネスの台頭,著作権管理や決済システムの拡充など,新しいコンテンツ提供の仕組みがどんどん生まれ,その内容/量ともに豊かなものになってきている。
こうした新しいコンテンツ提供のダイナミックな動きをテレビやセットトップ・ボックス,各種のデジタル家電機器でどう生かしていくのかが,エレクトロニクス産業にとって,取り組むべき大きな課題となった。新しいエンターテインメントの楽しみ方は,確実にテレビやデジタル家電機器を変えようとしているからだ(さらには,携帯電話機やカーナビなどをも変えていくだろう)。これからはホーム・ネットワークを経由して,テレビや各種のデジタルAV機器は,確実にいわゆるネット家電へ,web家電へと変貌を遂げていく。既にその挑戦も始まろうとしている。
そこで,本セミナーでは,こうした新しい変革を見据えて新たな仕組みづくりを提案したり,実際に開発に携わっている方々を講師に招き,どういう技術がこれからの機器/システム開発のカギになると考えるのか,などを語ってもらう。

概要

■日時: 2006年12月12日(火) 10:00〜17:15予定 (開場9:30予定)
■会場: 東京コンファレンスセンター・品川 (東京都港区)
■主催: 日経エレクトロニクス

受講料

■正価: 39,000
◇全ての受講者の方に「日経エレクトロニクス(1年間・27冊)」の購読が付きます。現在ご購読中の方は,購読期間を1年間延長させていただきます。
※ 満席になり次第,申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。

プログラム

10:00-10:55

「デジタル家電をネットにつなぐ −プラットフォームからの取組み −」

松下電器産業
R&D部門 技監 (兼)IPサービスプラットフォーム開発室 室長

戸倉 毅氏

ブロードバンドの急速な普及と共に、各種デジタル家電機器をネットへ接続する試みが進んでいる。単品のデジタル家電機器が激しい価格低下に苦しむ中、ネット接続により新たなユーザ・エクスペリエンスを生み出すことを目指すものである。松下電器においても、HD-PLC、DLNA、VIErA Link、Tナビ〜TVポータルなど各種のネット接続、ネットサービスへの 取組みを行なうとともに、UniPhierプロセッサを中心とした共通プラットフォーム作りを進めている。これら各種取り組みへの考え方や、目指すべきデジタル家電の将来像について解説する。

11:00-11:55

「ネットワーク時代のテレビ用アプリケーションのアーキテクチャ」

UIEvolution社
CEO
スクウェア・エニックス
チーフ・ソフトウェア・アーキテクト

中島 聡氏

テレビやセットトップ・ボックスなど各種のデジタル家電機器がネットワークにつながるとき,デバイスにあらかじめ組み込まれた「組み込みユーザー・インターフェイス」と,ネットワーク側から提供される(音楽・映像・ゲーム配信などの)「サービス・ユーザー・インターフェイス」のシームレスな融合が,新しいアプリケーションを生む土台となりそうだ。Ajaxなどを使った非同期メッセージ型ウェブ・アプリケーションが,テレビにどんな可能性を生むのか・・・。本講演では,UIEvolution社が開発したUIEngineを例に挙げて,「組み込み機器+ネット+非同期メッセージ型ウェブ・アプリケーション」の未来を論じる。

12:00-13:00 昼休憩
13:00-13:55

「『Yahoo! Everywhere構想』とデジタル・ホーム・エンジン」

ヤフー
事業推進本部 デジタルホーム事業室 室長

坂東 浩之氏

Yahoo! JAPANは,CEATEC2006でコンタクトポイントを増やしていく「Yahoo! Everywhere構想」を発表した。本講演では,「Yahoo! Everywhere構想」を基にYahoo! JAPANのリビングへのサービス提供方法の具体的な事例紹介や,テレビ画面でサービスを利用できるようにするために開発したDLNA版「Yahoo! Digital Home Engine」の概要説明,デモを行い,Web家電への今後の取り組みを説明する。

14:00-14:55

「IPTVの時代のネットとデジタル家電」

シスコシステムズ アライアンス&テクノロジー 先進ソリューション開発部 プログラムマネージャー
慶応義塾大学 SFC研究所 稲蔭研究室 研究員

山崎 年正氏

ネット経由で流れる映像コンテンツをテレビで楽しめるようにするIP-STBの開発が進んでいる。今後の課題は,単にテレビに映像を映すだけではなく,著作権を保護する形で,いかに各種の機器にこうしたコンテンツを展開していくか,という点にあるだろう。本講演では,IPTVに向けた新しいネットワーク技術の考え方や,DLNAの位置づけなどを述べる。

15:00-15:20 休憩
15:20-16:15

「互換DRMをうたうCoralとMarlinの役割とは」

Intertrust Technologies社
Senior Vice President

Jack Lacy氏

ビデオや音楽などの配信ビジネスを展開するときに,避けて通れない鍵になる技術がDRM(digital right management)システムである。DRMは,ビジネスの囲い込みの手段となるケースが多い中で,業界横断で利用できるDRMシステムの確立を目指す動きもある。その代表例が,テレビを初めとする各種のデジタルAV機器を対象に仕様の策定が着々と進む「Coral」と「Marlin」である。本講演では,両DRM規格の策定を主導するInterTrust社が,両DRM技術の役割の違いや,その概要,今後の展開などを説明する。

16:20-17:15

「Bringing innovation to Television」

Google社
Head of TV Technology
Vincent Dureau氏

過去15年間にわたるデジタル・テレビの進化にとってカギになるマイルストーン,イノベーションに向けたセットトップ・ボックスのミドルウエアの役割,同じくイノベーションに向けたデジタル・テレビにおけるいわゆるweb2.0の役割などについて述べる。

※講演時刻等、随時更新いたします。
※プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
※海外講師の講演には,同時通訳が付きます(英→日)

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