地産多商トレーサビリティー 生産から加工、流通、消費まで食の安全とブランドを高める

想定参加業種

生産

農林水産生産者/ 電機/ 情報システム/ 通信/ 農林水産機器/ 食品/ プラントエンジニアリング/ 冷凍機など

流通

運送事業者/ 自動倉庫・冷凍倉庫/ 情報システム/ 通信など

サービス

スーパーマーケット/ 食品小売/ 外食チェーン/ コンビニ/ 自治体/ 生産協同組合/ 土木測量/ 気象情報など

 春号で発表した「食の部品化プロジェクト」と「フィールド・モニタリングシステム」の開発テーマを統合し、あらためて「地産多商トレーサビリティー」として仕切り直す。「両テーマの連携性が高く、一つにまとめることはできないか」との声が多く寄せられたためである。

 フィールド・モニタリングシステムは、「農林水産業の生産現場のあらゆる所で利用可能な汎用性の高いシステムを用いて、生産データと流通データを組み合わせて最終消費者までの完璧なトレーサビリティーを構築すること」を目指していた。

 一方、食の部品化プロジェクトは「食品や総菜などを調理した直後にマイナス60℃に冷凍し、その後の保管はマイナス20℃で流通させることで、食品を数カ月〜数年という長期間にわたり、安全に保管できる。この冷凍保存システムを全国に普及させるとともに、IT技術を駆使して同システムを採用する食材生産地・生産業者間でネットワークを構築すること」を目的としていた。

 二つのテーマを統合し、生産から加工、流通、消費までを見守り、冷凍保存技術を用いて食を安全においしく消費者に届けることで食の安全性とブランド価値を高められる。これにより、地域の食材や特産品を“地産地消”に終わらせず、世界各地で購入してもらう“地産多商”を目指す。

 生産から市場需要、流通に至るデータは一元管理することで、農林水産業の情報産業化を促す。地域の生産者と協力し、世界中からの注文受付が可能な体制を構築、料金収集や偽ブランド監視に至るまでの業務を一元管理する。これにより、地域の負担を減らし、より良い商品づくりに励んでもらえれば、世界に羽ばたくブランドを数多く生み出すことができるはずだ。

 また、生産から最終消費者までのトレーサビリティーを構築できれば、消費者行動や健康に関するデータ分析が可能になるだろう。

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