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人とくるまのテクノロジー展2002

【人とくるまのテクノロジー展速報】東海理化,電流と耐久回数に応じた様々な42Vスイッチを提案

2002/07/30 00:00
富岡
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 東海理化は,電流と耐久回数に応じた様々なタイプの42Vスイッチを同社のブースに展示した。同社は,スイッチに求められる電流や耐久回数,およびスイッチに許される大きさに応じて,直切り方式,ダブル接点方式,磁石方式,半導体スイッチ,半導体と機械式スイッチのハイブリッド方式といった方式を使い分けることを提案している。

 例えば,電流が小さく耐久回数が少ないものに向いているのが最も低コストな直切り方式。同方式は,スナップアクションを用いたシングル接点タイプのスイッチである。同社は,この直切り方式のパワーウインドウ用のスイッチを展示したが,同スイッチの仕様は,定格の電流値が7A,耐久回数は5万回(保証)となっている。

 直切り方式に比べてコストは高くなるが,もう少し電流が大きいものや耐久回数をもう少し多く取りたい場合に使えるのが,ダブル接点方式や磁石方式。同社によると,ダブル接点方式は電流で約20A,耐久回数で20万〜30万回(パワーウインドウ用スイッチに適用する場合)まで対応できる可能性がある。一方の磁石方式は,20〜100Aと大きな電流に対応できるのが特徴で,耐久回数はダブル接点方式と同じ20万〜30万回まで高めることが可能と見られる。また磁石方式の場合は,直切り方式やダブル接点方式と組み合わせることも可能で,それによってもっと大きな電流のものやより多くの耐久回数が求められるものへの適用も可能になる。

 ただ,ダブル接点方式にしても磁石方式にしてもスイッチが大型化するためスペースの問題で利用できないケースも出てくる。こうした場合は,もっと小型のスイッチが必要になる。

 スイッチの小ささで優れているのが半導体スイッチ方式。耐久回数も自動車で必要とされるスイッチングの最高回数である100万回を上回る。ただ,現状ではコストが高いのが難点。そこで,大きさをそれほど犠牲にせずにコストを抑えるられるように同社が考えたのが,半導体と機械式スイッチを組み合わせたハイブリッド方式。機械式スイッチを一部に利用することで高価な半導体の使用量を減らすというものだ。(富岡恒憲)

[図]アーク対策を施した直切り方式のパワーウインドウ用スイッチ。定格の電流値が7A,耐久回数は5万回
[図]アーク対策を施した直切り方式のパワーウインドウ用スイッチ。定格の電流値が7A,耐久回数は5万回
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