Tech-On!は無料登録制の技術情報サイトです。ぜひ会員登録してこの記事の全文をお読みください。 Tech-On!無料登録の説明ページ初めてご利用の方:無料会員登録へ登録に関するご質問登録に関するご質問学生の方:無料会員登録へログイン・ページに進むIDやパスワードをお忘れの方は…Cookieが使えない状態になっていませんか?

ケータイもついに300万画素台に突入,KDDIがカシオ製で

ソーシャルブックマークに追加する
この記事にタグを付ける
記事のタイトルとURLを入れたメールを作って,知人に紹介する
後からこの記事を見られるように保存する
印刷用ページ
2004/05/17 19:10
竹居 智久
図1 「A5406CA」(カシオ計算機製)
図1 「A5406CA」(カシオ計算機製)
[クリックすると拡大した画像が開きます]
図2 「A5407CA」(カシオ計算機製)
図2 「A5407CA」(カシオ計算機製)
[クリックすると拡大した画像が開きます]
図3 「A5506T」(東芝製)
図3 「A5506T」(東芝製)
[クリックすると拡大した画像が開きます]
 KDDIは,320万画素のカメラ・モジュールを搭載する携帯電話機など,第3世代の携帯電話サービス「CDMA 1X」に対応する携帯電話機3機種を発表した(発表資料)。2004年6月以降に順次発売する。発表したのは「A5406CA」と「A5407CA」(いずれもカシオ計算機製),「A5506T」(東芝製)である。

 A5406CAは,有効画素数320万画素の1/1.8インチ型CCD固体撮像素子を搭載したのが特徴(図1)。120×160画素からQXGA(2048×1536画素)までの撮影を可能にした。現行機種「A5403CA」で採用したコントラスト方式のオートフォーカス機能を引き続き採用している。1/1.8型と大型の撮像素子を採用するにあたり,カシオは2つの改良を施した効果が大きかったとする。1つは,小型で薄い非球面レンズをカメラ・モジュールに採用したこと。もう1つが,オートフォーカス用のステッピング・モータを小さな径のものに変更したことだ。A5403CAではガラス1枚とプラスチック2枚の計3枚の非球面レンズを採用していたが,A5406CAではガラス1枚とプラスチック3枚の計4枚にした。

 またA5406CAでは,携帯電話機を置くとパソコンへの画像転送が自動的に始まる,USB接続可能なクレードル型充電器もA5403CAに引き続いて採用した。ステレオ・ツイン・スピーカーを備えるとともに,ダイマジックの3Dサウンド技術「DiMAGIC Virtualizer X」を採用して音質を向上させた。

 A5407CAは,A5403CAのマイナー・チェンジ・モデルである(図2)。筐体のデザインを角ばったものに変更した。機能を強化したのは,カメラ・モジュールのレンズを3枚構成から4枚構成に変えたこと。レンズ1枚当たりの屈折率を下げることで,撮影画像の光のムラを少なくしている。A5407CAは,A5403CAの発売時の価格と比べて安価に提供できる見込みだという。

 A5506Tは,KDDIのナビゲーション・サービス「EZナビウォーク」に対応するモデル(図3)。2次元コード(QRコード)を読み取る機能を新たに搭載し,EZナビウォークと連動した動作が行えるようにした。QRコードをカメラで撮影して情報を取得すると,EZナビウォークを起動するかをユーザーにたずねるウインドウが表示される。住所や電話番号などの情報をボタン操作で入力しなくても,地図の表示や目的地までのナビゲーションができるようになった。130万画素のCMOS型固体撮像素子を採用したのも特徴である。これまで東芝は,30万画素クラスではCMOS型を採用していたが,100万画素を超えるクラスではCCD型を採用していた。東芝はCMOS型を採用した理由を明らかにはしなかったが「要求仕様やコスト,技術を総合的に考えて最適なものを選択した」とする(同社の広報担当者)。

 3機種とも,外部メモリには「miniSDメモリ・カード」を採用した。ただし,本体にメモリ・カードは付属しない。このことについてKDDIは「既にminiSDメモリ・カードを持っているユーザーが多いうえ,用途に合わせてメモリ容量を選べる方がよい」と考えて別売りにしたとする。