ケータイもついに300万画素台に突入,KDDIがカシオ製で
A5406CAは,有効画素数320万画素の1/1.8インチ型CCD固体撮像素子を搭載したのが特徴(図1)。120×160画素からQXGA(2048×1536画素)までの撮影を可能にした。現行機種「A5403CA」で採用したコントラスト方式のオートフォーカス機能を引き続き採用している。1/1.8型と大型の撮像素子を採用するにあたり,カシオは2つの改良を施した効果が大きかったとする。1つは,小型で薄い非球面レンズをカメラ・モジュールに採用したこと。もう1つが,オートフォーカス用のステッピング・モータを小さな径のものに変更したことだ。A5403CAではガラス1枚とプラスチック2枚の計3枚の非球面レンズを採用していたが,A5406CAではガラス1枚とプラスチック3枚の計4枚にした。
またA5406CAでは,携帯電話機を置くとパソコンへの画像転送が自動的に始まる,USB接続可能なクレードル型充電器もA5403CAに引き続いて採用した。ステレオ・ツイン・スピーカーを備えるとともに,ダイマジックの3Dサウンド技術「DiMAGIC Virtualizer X」を採用して音質を向上させた。
A5407CAは,A5403CAのマイナー・チェンジ・モデルである(図2)。筐体のデザインを角ばったものに変更した。機能を強化したのは,カメラ・モジュールのレンズを3枚構成から4枚構成に変えたこと。レンズ1枚当たりの屈折率を下げることで,撮影画像の光のムラを少なくしている。A5407CAは,A5403CAの発売時の価格と比べて安価に提供できる見込みだという。
A5506Tは,KDDIのナビゲーション・サービス「EZナビウォーク」に対応するモデル(図3)。2次元コード(QRコード)を読み取る機能を新たに搭載し,EZナビウォークと連動した動作が行えるようにした。QRコードをカメラで撮影して情報を取得すると,EZナビウォークを起動するかをユーザーにたずねるウインドウが表示される。住所や電話番号などの情報をボタン操作で入力しなくても,地図の表示や目的地までのナビゲーションができるようになった。130万画素のCMOS型固体撮像素子を採用したのも特徴である。これまで東芝は,30万画素クラスではCMOS型を採用していたが,100万画素を超えるクラスではCCD型を採用していた。東芝はCMOS型を採用した理由を明らかにはしなかったが「要求仕様やコスト,技術を総合的に考えて最適なものを選択した」とする(同社の広報担当者)。
3機種とも,外部メモリには「miniSDメモリ・カード」を採用した。ただし,本体にメモリ・カードは付属しない。このことについてKDDIは「既にminiSDメモリ・カードを持っているユーザーが多いうえ,用途に合わせてメモリ容量を選べる方がよい」と考えて別売りにしたとする。

















