【ISSCC速報】米IBM,60GHz帯無線向け送受信回路を発表
米IBM Corp.は,60GHz帯の無線通信に向けた送受信回路を試作,ISSCCで発表した(講演番号 24.5)。同社の0.12μmのSiGe技術を使い,LNAなどを含む受信回路と送信側のパワー・アンプを構成した。米国ではミリ波帯の規制緩和が進んでいることなどから,民生機器向けの用途を視野に入れているという。とくに10m程度の近距離のパーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)での利用に向けている。利用できる帯域幅によっては数百Mビット/秒の高速無線データ伝送が可能になる。
受信回路側はダイレクト・コンバージョン型である。ダウン・コンバージョン用ミキサに,20GHzのVCOの出力を3逓倍して使う。LNAの利得は17dB,NFは4.2dB,IIP3は−8.5dBm。パワー・アンプは利得が10.7dB,出力が+8.7dBm。














