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松下,自由な形にして使える高性能真空断熱材を開発

2004/11/17 00:00
浜田
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 松下電器産業ホームアプライアンスグループ(松下ホームアプライアンス社,松下冷機,松下設備システム,松下食品システムの4社)は,柔軟で,どんな形にも加工できる真空断熱材「Chip-Vacua」を開発した。床暖房や浴槽などの住宅部材や生活素材などの新たな分野で,省エネルギ,快適環境づくりに寄与する。

 熱伝導率は0.0050W/mK(24℃)で,汎用の硬質ウレタンフォームの約5倍,グラスウールの約10倍の断熱特性を実現した。独立した真空断熱材を並べた集合体とすることで柔軟になり,断熱する構造体の形状に沿って並べることができる。外被材の耐ピンホール性を強化し,傷が付いても真空が保てる信頼性を実現した。また,釘を打って1カ所に穴をあけても,そのセグメント以外に影響が及ばない。

 従来の方式は袋の3辺をシールし,空気を抜いてから残る1辺を熱溶着して作る。必然的に四角形にするしかない。冷蔵庫のように単純な角型の製品には向くが,曲面の部分があるなど複雑な形状を持つものを断熱する場合に不便だった。2005年には製品化する予定。(浜田基彦)

「Chip-Vacua」
「Chip-Vacua」
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