旭光学,一眼レフ型のデジタルカメラを発売
旭光学工業は9月11日,224万画素CCDを搭載したデジタルカメラ「ペンタックス EI-2000」を9月下旬に発売すると発表した。撮影レンズを通した画像を光学式ファインダーで見ることができる一眼レフ方式を採用した。旭光学によると,35mmフィルムカメラと同じような操作性を実現するために,レンズを本体中央に配置し,購入層として従来の写真愛好者を想定しているという。価格は11万5000円。
CCDは,受光面積の大きい対角3分の2インチを採用した。フィルターは原色,総画素数は224万で有効画素数は209万。レンズは,光学式の3倍ズームレンズを搭載している。画角は,35mmフィルムカメラに換算すると34〜107mm相当,明るさはF2.5〜F3.9。
記録できる画像は1600×1280ドット,または800×640ドット。記録媒体はコンパクトフラッシュ(CF,Type IまたはType II)を使う。ただし米IBMが開発したCF対応の小型 HDD「マイクロドライブ」には対応していない。
感度(自動,ISO25相当〜ISO400相当まで5段階)やホワイトバランス(自動,太陽光,白熱灯,蛍光灯,5500ケルビン固定)などのデジタルカメラ特有の機能設定だけでなく,35mmフィルムカメラと同様に撮影者の意図を反映できる撮影機能の設定が可能。測光方式(平均,中央部重点,スポット),露出モード(プログラム自動露出,シャッター速度優先露出,絞り優先露出,マニュアル露出),フォーカス(自動,マニュアル)などが選べる。露出補正も可能。内蔵ストロボと外部ストロボ用端子を備えている。光学式ファインダーは,撮影者の視力に合わせて視度調節ができる。
本体背面に,ファインダーまたは撮影画像確認に使う2型低温ポリシリコンTFTカラー液晶パネルを備えている。インタフェースは,AV出力端子,USB端子,IrDA1.1の赤外線インタフェース。
電源は専用充電式リチウムイオンバッテリー(別売り)または単三型乾電池4本を使う。ACアダプターは別売り。外形寸法は幅143.5×高さ90.5×厚さ105mm,重さは本体のみで 540g。付属品は,8MBのCF,単三型アルカリ乾電池4本,ビデオケーブル,リモコンなど。
旭光学工業は1997年に,液晶モニターを着脱できる「ペンタックス EI-C90」を発売したが,その後,デジタルカメラ市場から撤退していた。再参入のために同社は2000年2月 3日に,米Hewlett-Packard(HP)とデジタルカメラの共同開発で提携したことを発表した。
その具体的製品として7月に「ペンタックスEI-200」を発表,今回の新製品は再参入の第2弾となる。2機種とも,画像処理用ASICはHPが開発したものを使っている。EI-200は月産2万台,EI-2000は月産1万台を予定している。(佐藤 昭彦=ニュースセンター)












