Solid Edgeの次期版バージョン9,日本語版は2001年第一四半期に出荷
ユニグラフィックス・ソリューションズ・ジャパン(本社東京)と米Unigraphics Solutions社は,ミッドレンジ3次元CAD「Solid Edgeバージョン9」の日本国内での出荷が2001年第一四半期になることを明らかにした。英語版は2000年9月中旬にすでに発表ずみ(Digital Engineering News 2000年9月21日号 NO.598)で,出荷は11月末になるという。
また,主な機能強化点である2次元機能と3次元機能の連係の概要が明らかになった。2次元から3次元への連係では,2次元形状からの3次元形状の自動合成機能を追加。このとき通常の3面図か,回転体の断面図を表したものかをユーザーが指定。さらに2次元形状を正面図,側面図などのビューに分けて指定するところまでユーザーが操作すると,3次元形状が自動的にできる。生成結果はパラメトリックに変形可能。うまく生成できないときでも,2次元形状を3次元空間に配置するところまでは実行する。
3次元から2次元への連係では,3次元データの属性情報を図面の注釈や表題欄に自動的に記入する機能を加えた。あらかじめ図面のテンプレートとして,例えば表題欄の部品名欄には3次元データに含まれる部品名を表示する,といった設定をしておく。実際にテンプレートに対して3次元データを適用すると,その瞬間に部品名が自動記入できる。3次元データを変形した際に,例えば一部分の形状を削除するようなことがあっても,2次元図面上で寸法を自動調整する機能も加えた。3次元から2次元への投影処理自体(隠線処理機能付き)も単純なビューで2倍,斜視図で5倍高速化した。
大規模アセンブリの扱いのための機能として,複雑な形状を単純化して扱う機能を追加。部品の穴などを埋めて単純な形にして,画面への描画表示処理の時間を節約し,レスポンスを高速にするもの。アセンブリの形状の一部をマウスでドラッグアンドドロップしながら,他の部品と干渉しないかどうかを見る動的干渉チェック機能も加えた。
このほか目立つのは,板金部品に対する製造コスト自動見積もり機能。曲げ,絞り,ルーバーの各フィーチャに対して単価を設定しておき,設計と同時に積算していく。画面に常に最新のコスト値を表示させておける。(木崎健太郎)













