「つながり感通信」は気持ちいい? NTTが実証実験
|
つながり感通信は,相手の存在情報や相手が置かれている環境情報のような抽象的なコミュニケーション情報を常時通信し合うというもの。こうした「つながり感」を共有することでことで,相手が身近に感じられ,それによって安心感や幸福感が得られるという。さらに,つながり感通信が,実際に会う,会話をするといった能動的なコミュニケーションに発展するキッカケになりとしている。
今回の実験では,離れて暮らしている家族の各家庭に実験端末「FamilyPlanter」(図1)を置いてもらう。このFamilyPlanterは,人が近づくと存在検知し,その情報をネットワークを介して遠隔地にいる家族側のFamilyPlanterに送信する。受信した端末側では,その情報に応じて光ファイバが光り、回転する。端末に直接触れば,それに応じて相手側端末側では音が出るようになっている。
このような非明示的な情報を生活環境に溶け込ませながらやり取りすることで,無意識に双方の存在を確認し合い,「家族間のつながり感」を醸成することを狙う。実験期間中にはインタビューやアンケート調査などを実施し,社会科学的手法で効果の検証やシステムとしての課題抽出を進める予定。(仲森智博=電子・機械局開発)













