ソニー製携帯電話機でまた不具合,今度は電池が原因

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2001/07/04 18:21
図1:cdmaOne「C406S」
 ソニー製の携帯電話機「cdmaOne C406S」で,専用電池パックが発熱する可能性があることが判明,KDDIとauグループが該当する電池パックを回収して改良対策済みの電池パックと無償交換することを決めた(発表資料)。

 同機種の一部電池パック内の基盤上にハンダ屑が付着している可能性があり,これが原因となって電極がショート,トランジスタや周辺部材が発熱してパックの外装が変形する可能性があるという。対象となる機種は,BA1-C406S(W)とBA1-C406S(K)で,製造番号がSO-ELA、SO-DAA、SO-DBA となっているもの。2000年12月〜2001年2月に生産したもので,製造個数は56万個。

 該当するC406S標準セットを購入したユーザが専用の電話窓口に連絡すれば,改良対策済みの電池パックを無償で発送してもらえる。並行して該当製品のユーザにダイレクト・メールを送付するほか,auのホームページなどでも交換を呼びかける。専用の案内電話窓口は7月10日に開設する予定。

 ソニー製携帯電話機の不具合は,2001年5月にも立て続けに発覚している。まずNTTドコモの「DoCoMo by Sony SO503i」で,iアプリ機能を利用したアプリケーションのバージョンアップの際に保存データの一部が消える不具合が見つかった(関連記事1)。原因はソフトウエアのバグ。ドコモは同機種の販売を一時見合わせ,すでに販売していた製品については無償で交換することを決めた。さらに同月,cdmaOneの「C101S」でも設備の切替えに伴い音声通話を含めたすべてのサービスが利用できなくなる不具合が発覚した(関連記事2)。KDDIとauグループは該当する製品の無償ソフト改修を実施している。(仲森智博=電子・機械局開発)