- エネルギー政策基本法/エネルギー基本計画 えねるぎーせいさくきほんほう/えねるぎーきほんけいかく 「エネルギー政策基本法」は、エネルギー政策の方向性を政治主導で進める意味合いから2002年に制定された。「安定供給の確保」、「環境への適合」、「市場原理の活用」という3つの基本理念を掲げる。同法に基づき、「エネルギー基本計画」を定め、約3年に1回、見直すことになっている。 [2020年06月29日]
- エネルギーミックス/ミックス目標 えねるぎーみっくす/みっくすもくひょう 国内エネルギー政策の議論のなかで「エネギーミックス」は、経済産業省の掲げる長期的な電源構成の目標を指すことが多い。略して「ミックス目標」と呼ばれることもある。 [2020年06月17日]
- コネクト&マネージ/日本版コネクト&マネージ こねくと・あんど・まねーじ 「コネクト&マネージ」とは、電力系統のうち、ローカル(地内)系統制約への対応方法で、現在の日本で導入している「先着優先」ではなく、混雑時の出力抑制など、一定の条件下で接続を認める仕組み。 [2020年06月14日]
- 第三者所有モデル(TPOモデル)/PPAモデル だいさんしゃしょゆうもでる/てぃーぴーおーもでる/ぴーぴーえーもでる 「第三者所有モデル」もしくは「第三者保有モデル」とは、住宅太陽光発電の施工事業者が、投資家を募って資金を集めて住宅屋根に太陽光設備を設置し、その住宅居住者と電力購入契約を結んで発電電力を供給する仕組み。 [2020年06月13日]
- 集中型(セントラル型)パワーコンディショナー しゅうちゅうがた(せんとらるがた)ぱわーこんでぃしょなー 規模の大きな太陽光発電所は当初、できるだけ大きな定格出力のパワーコンディショナー(PCS)を採用し、できるだけ少ない台数で構成する手法が一般的だった。現在でも、この手法が主流だが、 [2020年06月04日]
- 分散型(ストリング型)パワーコンディショナー ぶんさんがた(すとりんぐがた)ぱわーこんでぃしょなー メガソーラーは普及の始まった当初、できるだけ大きな容量のパワーコンディショナー(PCS)を採用し、できるだけ台数を減らすことで投資効率の高い開発・運用を目指すことが主流だった。 [2020年05月27日]
- ストリング すとりんぐ 太陽光パネル同士を接続して構成した直流の回路をストリングと呼ぶ。まとまった一定の電流、電圧で発電電力を取り出すために構成する。太陽光パネルで発電された電力は、ストリングごとに接続箱に入力される。 [2020年05月18日]
- コーポレートPPA(CPPA) こーぽれーとぴーぴーえー 「コーポレートPPA(Corporate Power Purchase Agreement)」とは、企業(電力需要家)が独立系発電事業者(IPP)と直接、長期間の電力購入契約(PPA)を結ぶことを指す。 [2020年05月14日]
- フィード・イン・プレミアム(FIP) ふぃーど・いん・ぷれみあむ 「フィード・イン・プレミアム(FIP=Feed in Premium)」とは、再生可能エネルギー発電事業者が電力卸市場への売却など市場価格で電力を販売する場合、プレミアムを上乗せする方式。 [2020年05月14日]
- 営農型太陽光発電/ソーラーシェアリング えいのうがたたいようこうはつでん/そーらーしぇありんぐ 営農を続けている農地の上の空間を活用する太陽光発電を営農型と呼ぶ。営農と発電で太陽光を分け合うことから、ソーラーシェアリングと呼ぶこともある。 [2020年05月07日]
- 発電側基本料金/発電側課金 はつでんがわきほんりょうきん/はつでんがわかきん 「発電側基本料金」「発電側課金」とは、電力系統の設備コストの一部を最大出力(kW)に応じて、発電側の事業者に課金する仕組み。現在、電力システム改革の一環で検討が進んでいる。2023年度の導入が予定されている。 [2020年05月07日]
- フロート/フロート架台 ふろーと/ふろーとがだい 太陽光パネルを設置する場所として、池などの水面を活用する水上太陽光発電所において、水上に太陽光パネルを浮かべるために使う部材を「フロート」と呼ぶ。地上設置型の太陽光発電所における基礎と架台の役割を担う。 [2020年04月27日]
- 水上太陽光発電 すいじょうたいようこうはつでん 太陽光パネルを並べる場所として、地面や建物の屋根の上ではなく、池の水面を活用する手法を、水上太陽光発電と呼ぶ。農業用のため池を活用することが多い。 [2020年02月27日]
- メガソーラーランキング メガソーラーランキング メガソーラー(大規模太陽光発電所)を出力規模の大きい順にランキングする場合、太陽光発電所の「出力」として、太陽光パネルの設置出力を示す「パネル出力(直流ベース)」か、送配電線に送電できる最大出力である「連系出力(交流ベース)」のどちらを採用するかで、順位が異なってくる。 [2019年08月25日]
- 3本バスバー特許 サンボンバスバートッキョ ある特許をめぐって、太陽電池業界が大きく揺れている。京セラが太陽電池モジュール関連で2012年3月に取得した、通称「3本バスバー特許」(第4953562号)と呼ばれる特許だ。 [2014年07月25日]
- アモルファスシリコン太陽電池 アモルファスシリコンタイヨウデンチ アモルファス(非晶質)シリコンをガラス基板の上に真空蒸着させ、薄いシリコン層を形成させて製造する薄膜型の太陽電池。結晶シリコン太陽電池に比べ、シリコン原料が大幅に少なくて済み、薄膜製法は量産効果によって大幅なコストダウンが可能になる。変換効率を高める技術として、多層化が進んでいる。 [2013年10月23日]
- 化合物系太陽電池 カゴウブツケイタイヨウデンチ 発電素子(セル)の半導体材料にシリコンではなく、複数の物質を使うタイプの太陽電池。ガラスや金属などの基板に、蒸着などによる薄膜プロセスで半導体を形成することから、低コスト化に向く。国内外で実用化されている主な化合物系太陽電池として、銅(Cu)、インジウム(In)、セレン(Se)を原料とするCIS太陽電池、これにガリウム(Ga)を加えたCIGS太陽電池、テルル化カドミウム(CdTe)を使ったカドミウ... [2013年10月23日]
- 結晶シリコン系太陽電池 ケッショウシリコンケイタイヨウデンチ 現在、メガソーラーなどで採用されている太陽電池は、使われる原料や構造、製造方法によって、いくつかの種類がある。このうち結晶シリコン系太陽電池とは、シリコン半導体基板を原料とする単結晶シリコン太陽電池、多結晶シリコン太陽電池を指すことが多い。 [2013年10月22日]
- 稼働率 カドウリツ 「設備利用率」が定格出力でフル操業した場合の発電量を100%として実際に発電した量の割合を示すのに対し、「稼働率」は出力の多寡にかかわらず、発電していた時間の割合を示す。 [2013年10月20日]
- 設備利用率 セツビリヨウリツ 設備利用率は、発電コストを左右する指標である。発電所が一定期間に発電した電力量の、その期間に定格出力で発電し続けたと想定して算出される発電電力量に対する比率を指す。 [2013年10月17日]
- O&M契約 オー・アンド・エム・ケイヤク 設備設置後にその運用(Operation)と保守(Maintenance)を請け負う契約のこと。日々の運営業務から定期検査や保守のすべてを丸投げしてしまう運営・保守委託契約から、定期検査と保守だけの契約、24時間の遠隔監視の契約など、さまざまなパターンがある。 [2013年10月16日]
- EPC契約 イー・ピー・シー・ケイヤク 建物や工場、発電所などの建設に関する契約の一つが、「EPC契約である。設計(engineering)、調達(procurement)、建設(construction)を含む、建設プロジェクトの建設工事請負契約を指す。 [2013年10月15日]
- PID現象 ピーアイディーゲンショウ PID(Potential Induced Degradation)現象とは、メガソーラー(大規模太陽光発電所)などで太陽光パネル(太陽電池モジュール)を多数、直列に接続して高電圧下で運用した場合に発現する劣化現象で、発電量が大幅に低下するのが特徴。欧米のメガソーラーで大幅に出力低下する現象が報告され問題となってきた。 [2013年10月10日]
- パワーコンディショナー変換効率 パワーコンディショナーヘンカンコウリツ が電力に変換する効率である。PCSは、太陽光パネルで発電した直流の電力を交流に変換し、その電力を電力会社の電力網へ送り出す役割を担う。パワーコンディショナー変換効率が高いほど、自家消費や売電できる電力を増やすことができる。 [2013年10月10日]
- 太陽光パネル変換効率 タイヨウコウパネルヘンカンコウリツ 太陽光パネル(太陽電池モジュール)が太陽光を電気に変換する効率。変換効率が高いと同じ出力のパネルなら面積が小さくなる。 [2013年10月09日]
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