- チェンジ・ザ・ワールド破産の波紋、防げなかった「預託商法」 「スマホで買える太陽光」の落とし穴、問われる低圧営農型 2023年2月27日、太陽光発電設備を小分けして販売する仕組みで事業展開していたチェンジ・ザ・ワールド(山形県酒田市)が破産を申し立て、同日に東京地方裁判所から破産手続き開始の決定を受けた。 [2023年04月20日]
- 電線を収めたプルボックスが「アリのコロニー」に <第115回>冬季に撤去して再発防止策を徹底 メガソーラー(大規模太陽光発電所)の管理を受託している企業から、エネテクに相談したいという連絡があった。同社が管理を担当しているメガソーラーの敷地内にアリが巣を作って大量に生息していて対応に苦慮しているためだった。 [2023年04月13日]
- 使用前自己確認制度・適用前の「単管パイプ太陽光」、立ち入り検査で対応に苦慮 <第114回> 構造計算書などは準備していない場合も エネテクが保守管理を受託しているメガソーラーに対して、電気事業法に基づく立入検査を実施すると通知された。このメガソーラーは、ハザードマップ内に位置している。 [2023年03月30日]
- 盗難被害の復旧前にまた盗難、わずかな電線まで持ち去る、パトカーの夜間巡回でも防げず <第113回> 保険の審査を待っている間に... 北関東にあるメガソーラーの保守を担当者の携帯電話に、深夜2時過ぎに電話がかかってきた。就寝しており、着信中に対応できなかった。すぐに目が覚めて画面を確認すると、着信番号の下3桁が「110」だった。 [2023年03月15日]
- 遠隔監視で即座に発見、電力側の高圧カットアウトの溶断 <第112回> こまめなO&Mでロスを最小にとどめる 保守担当者が現地に駆け付けた。すると、連系点の電力量計が停止していた。系統の電圧も極端に低い状態だった。これらの状況から、この低圧太陽光発電所は、送電どころか、受電すらできていないことがわかった。 [2023年03月01日]
- 「ハチの巣だらけの集電箱」、盗難後の検証で明るみに <第111回> 数世代にわたって営巣、火災の恐れも 「突然、発電量が極端に減ったので原因を調べて欲しい」という相談がエネテクに寄せられた。知人の税理士から紹介された事業者から購入した太陽光発電所で、購入した会社は既に倒産しているとのことだった。 [2023年02月15日]
- “パチンコ玉”で100枚以上のパネルに割れ、鉄球はどこから? エネテク 第110回 エネテクが点検を受託している工場の屋根上の太陽光発電所において、これまでにない規模で太陽光パネルが割れているのが見つかった。割れていた太陽光パネルの枚数は100枚を超えていた。 [2023年01月25日]
- 国による立入検査、「使用前自己確認制度」適用前のサイトにも エネテク 第109回 エネテクが保守管理を受託しているメガソーラーの発電事業者から連絡が入った。電気事業法に基づき立入検査を実施するという内容の電子メールが届いたというのである。 [2023年01月11日]
- パワコンが腐食、アリの死骸が百匹以上、サトウキビの糖分が原因? エネテク 第108回 パワーコンディショナー(PCS)や接続箱の筐体が、遠目から見た段階で茶色く変色している場所が多かった。筐体の扉がかなり錆びていた。とくに腐食がひどい場所では、穴まで開いているような状況だった。 [2022年12月22日]
- 地中の配管が「アリ塚」に、パワコンも止めるーー増えてきたアリによる発電停止 エネテク 第107回 自然環境の中に立地する野立ての太陽光発電所で最近、目立って増えてきているトラブルの1つがアリによるものとなっている。 [2022年12月08日]
- ハンドホール内で発光、盗難で切られた電線の水中アーク、感電死の恐れも エネテク 第106回 北関東の丘陵地域にある野立ての太陽光発電所の遠隔監視と保守をエネテクが受託した。数カ月後、エネテクの遠隔監視センターにおいて、このメガソーラーで異常が生じていることを把握した。 [2022年11月23日]
- 屋根上の太陽光パネル全体が赤茶色、発電が低下 エネテク 第105回 腐食が発電に影響した例を紹介する。臨海工業地域にある太陽光発電所で起きた。 [2022年11月09日]
- 「パワコンが雨の度に止まる」、腐食から原因を探る エネテク 第104回 今回は、腐食が発電に影響した例を紹介する。重塩害地域に設置されたメガソーラー生じた。 [2022年10月26日]
- 猛暑で「電気設備が音をあげる」、意外な盲点に エネテク 第103回 近年は国内各地でこれまでにないような暑さが続いている。極端な豪雨や強風、強烈な落雷などによる被災が目立つために相対的に隠れがちだが、高温が続くことそのものによる影響も大きい。 [2022年10月12日]
- 原因はゴルフボール、数十枚の太陽光パネルが割れる エネテク 第102回 点検を受託して現地に向かった。すると、多くの太陽光パネルのカバーガラスが割れている状態だった。割れたパネルの枚数は数十枚もあった。 [2022年09月28日]
- 埼玉・群馬で大粒のひょう、パネルに多数の”銃痕” エネテク 第101回 広い地域に、日常生活に大きな影響を与える規模でなくても、局地的に強烈な被害をもたらせる気象状況もある。ひょう(雹)もその1つである。 [2022年09月14日]
- まるで「散弾銃」、停止したブレーカーからアリの卵やサナギが噴出! エネテク 第100回 数日後、別の区画で発電停止を知らせる警報が発された。再び現地に向かって状況を確認すると、集電盤の中がアリだらけだった。 [2022年08月31日]
- 遠隔監視システムの落とし穴、「パワコンが止まっても気付きにくい」 エネテク 第99回 今回は、パワーコンディショナー(PCS)が稼働を止めているのに、遠隔監視システムでは把握できない例を取り上げる。 [2022年08月17日]
- セカンダリー調査中に「アライグマ」と遭遇、法面を崩した巣穴の主? エネテク 第98回 ちらっと見えた姿から、タヌキではないかと予想した。しかし、その小さな動物は、エネテクの担当者がいる方へだんだんと近づいてきた。 [2022年08月04日]
- かわいらしい「うり坊」だが…、太陽光点検中に出会った時の心得 エネテク 第97回 今回、エネテクの点検担当者が出会ったのは、イノシシの子供だった。イノシシの子供は、まるで縞模様のあるウリ(瓜)のように、身体に縞が入っていて、丸っこい体形であることから「うり坊」と呼ばれることもある。 [2022年07月28日]
- 小容量パワコンがネコの糞尿で故障、暖をとるため「井戸端会議」!? エネテク 第96回 冬の寒い時期になると、とくに寒冷地の太陽光発電所において、野良猫が小容量のPCSの上に集まっていることがある。 [2022年07月07日]
- 太陽光発電所がネコの棲みかに? パネル上で日向ぼっこや風涼みも エネテク 第95回 野生化したネコは太陽光発電所に侵入していることが多い動物の1つである。身体能力が高く、身のこなしに優れる。外周を囲うフェンスを軽々と越えて入ってくる。 [2022年06月23日]
- 「子ネコが潜んでいたことも」、除草作業では、動物の気配に注意 エネテク 第94回 太陽光発電所には、哺乳類や爬虫類など比較的、大型の動物が侵入していることがある。自然環境の中に立地し、人の出入りが少ないため、動物にとっては過ごしやすい場合が多いかもしれない。今回は、雑草を刈る作業の最中に遭遇した動物の例を紹介する。 [2022年06月09日]
- 「4分の1が過熱」、発電異常でわかるハーフカットセルパネルの独自な構造 エネテク 第93回 今回、紹介するのは、ハーフカットセルと呼ばれる、半分ずつに切断したセルで構成された太陽光パネルの故障の例である。 [2022年05月26日]
- 遠隔制御の後付けで警報が頻発、特定メーカーのパワコン・遠隔監視との相性の悪さで エネテク 第92回 定格容量500kW機・2台を導入している出力1MWのメガソーラーで、出力抑制のために遠隔制御システムを追加したところ、当初から導入していた遠隔監視システムに不具合が生じるようになった。 [2022年05月13日]