ユーザーに尊敬される独創的な技術・サービスを事業化しています
2011年7月21日に,筑波大学発ベンチャー企業のソフトイーサ(茨城県つくば市)をはじめとする3社は,初心者でもすぐに使えるようになる,「パソコン向けの3次元入力デバイス技術(開発コード名「QUMA」)を開発中である」と公表した。このQUMA(クーマ)を適用した最初の製品は「3D(3次元)モーションキャプチャー装置にする事業計画を立てている」と発表した。(続きを読む2011/09/30

趣旨

 日本が今後も「ものづくり立国」であり続けるには「ひとづくり」が重要になる。新しい製品やサービスをつくり出すイノベーション創出を実現するのは結局、人だからだ。「イノベーションを実際につくり出せる人とはどんな能力を持つ人なのだろうか」という難問を解くために、イノベーション創出の現場にいる実務者の方々にあれこれと聞いてみることにした。インタビューに登場いただくのは、困難に立ち向かうために自分で学び続けている方、後輩の育成に尽力している方、先輩から将来を託されて鍛えられている若手の方の三つに大別されるだろう。先輩が後輩を育成する精神論には興味がないので、“出る杭人材”である実務者が実際に何をしてきたか、何をしていくのかを具体的に尋ねる。

 最近の日本は研究開発段階ではそれなりの成果を上げながら、それを実際に使えるようにする事業化段階ではあまりうまく乗り越えられないといわれている。この“伝説”が本当かどうかに、ある程度焦点を当てた。日ごろから何を学び、直面した困難にどう対処したのか、その対処法をどうやって学んだのか、そして後に続く者に何を伝えたいかなどを聞き、創造性に富むイノベーターを育てるひとづくりのヒントを明らかにしたい。

著者

丸山正明(まるやま まさあき)日経BPプロデューサー

2000年 「社長のためのTLO活用ブック」(日経BP発行)を執筆
2004年 日経BP産学連携事務局編集委員
2005年 単行本「東工大COE教育改革」(日経BP発行),「産業活性化を担うプロジェクトマネージャー養成講座」(日経BP発行)をそれぞれ執筆
2006年 単行本「九州大学COE大学改革」(日経BP発行)を執筆
2009年 日経BPプロデューサー

1995年から東京工業大学大学院、東海大学大学院で非常勤講師として「材料開発の現場報告」などを講義
1998年から経済産業省/工業技術院の研究開発プロジェクトの技術評価・事業化評価委員
2001年から新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と産業技術総合研究所の技術評価委員など
2002年から経済産業省の政策評価委員など

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