医療ビッグデータ・サミット2016秋

臨床現場、企業経営、医薬・保険…、あちらこちらに及び始めたインパクト

2016/07/26 00:00
本講座は定員に達したため、受付を終了させていただきました。


医療・健康分野のさまざまな大規模データを集約し解析する「医療ビッグデータ」が、臨床現場や企業経営、医薬・保険業界など多様な分野に大きなインパクトをもたらし始めています。
・人工知能を活用して電子カルテや医用画像、ゲノム情報を効率よく解析し、個別化医療につなげる。
・レセプトや健診のデータを、企業の健康経営に活用する。
・医薬・保険関連のサービスを、スマートフォンなどで測った利用者の健康状態に連動させる。
そんな取り組みが相次ぎ生まれています。
本セミナーでは、医療ビッグデータをめぐるこうした新しい動きが、医療・ヘルスケアにもたらすパラダイムシフトを展望します。

概要

日時:2016年09月14日(水)10:00~17:05(開場09:30)予定
会場:JA共済ビル カンファレンスホール(東京・永田町)
主催:日経デジタルヘルス

受講料(税込み)

  • セミナーのみ32,400円
  • セミナー+書籍同時申込54,000円

「医療ビッグデータ2016」付きのセット価格です。書籍はセミナー当日会場にてのお渡しとなります。
書籍単体の販売価格は32,400円(税込)となります。

  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

10:00 - 10:50

データヘルス3.0へ
~医療と経営のエコシステムが生み出す世界~

ミナケア
代表取締役・医師

山本 雄士 氏

山本 雄士 氏

ミナケア
CTO

北崎 茂 氏

健康寿命の延伸および医療費の適正化に向けて、公的保険者が健康の見守り役となるデータヘルス計画が始まった。このアプローチは、健康経営という新しいコンセプトとともに加速し、保健産業の一大領域になりつつある。さらに、こうした取り組みは今後、リアルワールドデータを用いたアウトカム研究や費用対効果の検証へとつながり、再び医療へと還元されていくことが予想される。データがつなぐ医療と経営のエコシステムがどのような未来を示すのか、実例とともに紹介する。

10:55 - 11:45

臨床現場から見るビッグデータ活用
~Apple ResearchKitで生活習慣と糖尿病の相関を明かす~

東京大学医学部附属病院 22世紀医療センター健康空間情報学講座 
特任准教授

脇 嘉代 氏

脇 嘉代 氏

Apple ResearchKitを用いて2型糖尿病・予備群を対象としたICT自己管理支援システム「GlucoNote」を開発し臨床研究を開始した。従来の臨床研究では収集することが困難だった、在宅での血糖値や血圧、体重、活動量などのデータと、食事や運動、睡眠など生活習慣に関する情報を継続的に収集することによって、2型糖尿病・予備群の健康状態と生活習慣の関連性をより多角的に検討することを目的としている。本講演では、この取り組みなどについて「臨床現場から見るビッグデータ活用」と題して紹介する。

12:45 - 13:30

保険ビジネスをビッグデータで変革する

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険 事業企画部 課長

岩井 克晃 氏

岩井 克晃 氏

ビッグデータをはじめとしたテクノロジーの進化に伴い、生命保険会社のビジネスモデルも進化が求められている。当社では“お客さまと保険”という垣根を越え、「健康応援企業」への変革を目指すため、健康サービスブランド「Linkx(リンククロス)」を新たに立ち上げた。同ブランドによって今後展開する商品やサービスにより、どのように顧客とのタッチポイントを増やし、取得したビッグデータをどう活用していくのか。既に取り組んでいるウエアラブル端末の具体的な活用事例も交えて紹介する。

13:35 - 14:20

調剤薬局から見た医療ビッグデータ活用の可能性

日本調剤
常務取締役

三津原 庸介 氏

三津原 庸介 氏

少子高齢化社会を迎えた我が国において、ヘルスケアITは医療費適正化を進める上で重要だ。全国500店舗を超える日本調剤の薬局では、毎日5万枚以上の処方せんを扱っている。当社では自社で調剤システムや電子お薬手帳を開発し、IT化を積極的に行ってきた。IT化によって業務の効率化のみならず、膨大なデータの解析を通して患者満足度や治療成績の向上、薬剤師業務の評価、さまざまな提言に資する調査結果を導き出すことが可能となる。これらの日本調剤におけるIT化とビッグデータ活用例を概説したい。

14:40 - 15:25

ベンチャーが起こす医療イノベーション
~ディープラーニングで診断支援~

エクサインテリジェンス
代表取締役会長(元・DeNA取締役会長)

春田 真 氏

春田 真 氏

ディープラーニングの出現により人工知能は再び注目を集め、その高い認識精度から医療診断への応用が期待されている。当社では、ディープラーニングを用いたMRIやCTなどの画像診断だけでなく、電子カルテ内のテキストや数値データなど複数の構造の違うデータベースを同時に解析する技術を用いることで、診断精度を向上させるシステム開発を進めている。心臓MRI画像を用いた冠動脈狭窄診断支援システムや遺伝子診断システムを例に挙げ、今後発展していくであろう医療イノベーションの可能性について述べる。

15:30 - 16:15

コネクテッドヘルスケアを実現するクラウド
~より予測可能な医療へ、医薬品の有害事象は機械学習でわかるのか~

日本マイクロソフト パブリックセクター統括本部
ソリューションスペシャリスト

相原 健一 氏

相原 健一 氏

オークファン 執行役員 技術統括部長

得上 竜一 氏

得上 竜一 氏

昨今、医療分野においてもクラウドによる強力なデータ処理能力、リアルタイムの解析能力などを有効に活用した取り組みが始まっている。
本セッションでは、横浜市立大様と共同で行っている医薬品の有害事象を機械学習により予測した実践事例を含め、医療分野におけるITを利用した革新のヒントとなるような最新のクラウド利活用例について紹介する。

16:20 - 17:05

ビッグデータと人工知能で加速する臨床シークエンス研究

東京大学 医科学研究所 ヒトゲノム解析センター
教授

宮野 悟 氏

宮野 悟 氏

がんを理解するためのゲノムをはじめとする多様なデータの急増は、スパコンや人工知能技術を活用した新たな領域を生み出し始めた。次世代シークエンサーデータも激増し、2018年には世界のシークエンスデータ量は2エクサバイトを超えるという。東大医科研も研究目的で導入し、日本人のデータで訓練が行われ医科研病院で活用が始まっている。がんのゲノムの変異データをアップロードすると、科学的理由と共にドラバー遺伝子と分子標的薬が十数分で示唆される。少なくとも世界の最先端は人智を超えた世界に入っている。

  • ※講演内容等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。予めご了承ください。
■受講料のお支払い:
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ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
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■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
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50名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。