除草対策

 このほか、雑草の研究団体による除草対策の解説や、ロボットを活用した太陽光発電所の効率運用の手法、発電にとどまらない切り口で太陽光発電システムを導入した事例を紹介した記事が入った。

26位:「カバープランツは除草対策で最も経済的」。緑地雑草科学研究所・理事に聞く(第5回・前半)

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「防草シートは、施工前と後が重要」。緑地雑草科学研究所に聞く(第6回・後半)

「防草だけじゃもったいない!マルチで環境改善を」、緑地雑草科学研究所に聞く(第6回・前半)

ロボットの活用

首を傾けて常用型草刈機でパネル下の雑草を刈る
首を傾けて常用型草刈機でパネル下の雑草を刈る

38位:徳島県、「ドローンと人手の差」を検証、メガソーラーの定期点検で

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発電だけではない活用法

43位:メガソーラー稼働を機に「限界集落」に活気

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駐車場屋根と防災拠点を兼ねるソーラーカーポート(92位)

 日本では、メガソーラーに適した土地は限られる。その中で、買取価格が下がりながらも、採算性を確保できる手法として、追尾型の架台を使って面積あたりの効率を高めた発電システムを使ったり、池の水面に太陽光パネルを浮かべる手法が広がりつつある。

 こうした手法に必要な架台を解説した記事も、多く読まれた。

44位:「一軸式追尾型」架台で発電量1.2倍以上

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水上に太陽光パネルを浮かべる「フロート」の開拓者、シエル・テール(84位)

台湾の水上太陽光で拡大、生け簀の技術を転用したフロート(90位)

 2017年は、引き続きメガソーラーの建設や竣工が活発だった一方で、FIT改正法が施行され、入札制度も導入、そしてFIT後を睨んだ動きも活発化してきた。

 自然災害への対応や、除草対策など、稼働したメガソーラーの運用方法を巡る課題も、よりはっきり見えてきた。1年間の記事ランキングを俯瞰すると、こうした関連事業者の試行錯誤が浮き彫りになってくる。