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太陽光発電の市場規模、17年にインドが日本を抜き世界第3位に

グローバル市場は10年連続で成長、2017~2018年はひとケタ成長に

2016/12/22 17:06
大場 淳一=日経BPクリーンテック研究所
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太陽光発電のグローバル市場における設備容量の推移と見通し
太陽光発電のグローバル市場における設備容量の推移と見通し
(出所: IHS Markit)
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 調査会社の英IHS Markit社は19日、中国における需要拡大が後押しする形で、太陽光発電のグローバル市場が10年連続で成長を続けるとの見通しを発表した。

 同社が刊行した太陽光発電のグローバル市場に関する調査報告書「PV Demand Market Tracker」によるもの。同報告書では約50カ国における太陽光発電の設備容量に関する予測や分析をまとめている。

 同社によると、中国で固定価格買取制度(FIT)の買取価格を引き下げるとの提案が9月に発表され、結果的に第4四半期の需要は予想より堅調だったという。

 年次ベースのグローバル設備容量では、2016年に77GW、2017年に79GWを見込む。年成長率では2016年は34%となり、2015年の成長率32%に続く高い水準となった。2010~2011年の期間以来、太陽光発電のグローバル需要が2年続けて30%以上の成長を示したことはなかったという。

 しかし、2016年に太陽光発電の2大市場である米国と中国での導入量が前の年に比べて減るため、2017年の成長率はわずか3%に留まると見込む。2019年に市場が急拡大の基調に戻るまでの2年間、太陽光の市場では一桁の成長率が続くとしている。

 中国は、2020年における太陽光発電導入量の目標の下限を150GWから110GWに引き下げている。同社のJosefin Bergシニア・アナリストは「中国がFITの買取価格や引き下げ期間を公式に発表するまで、2017年における設備容量や四半期ごとの内訳の見通しははっきりと分からないままだ」と述べている。

 一方、現在グローバル市場で第4位のインドは、2017年に日本を追い抜いて第3位の市場規模に成長すると見込む。インドの年間需要は現在5.8GWで、2017年に10GWの太陽光を設置した。日本の現在の需要8.7GWを上回ると予測している。

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