外観のイメージ
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(出所:YAMABISHI)
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 電源装置を手掛けるYAMABISHI(東京都大田区)は12月20日、公共・産業向けのLiイオン蓄電システム「YRW」シリーズに、期間・台数限定のラインナップを追加すると発表した。

 高機能・高性能なパワーコンディショナー(PCS)は従来と同様としながら、価格性能比に優れているという。蓄電池単体で比較すると、従来品に対し20%以上のコスト低減となる。

 蓄電池は、国内メーカー製としている。12月に販売を開始する。

 平時には、蓄電池と太陽光発電、そして系統電力を最適に制御し、接続した機器に電力を供給する。停電時には系統から切り離し、太陽光発電を自立運転しつつ、蓄電池と連係制御して、接続機器への電力供給を継続する。

 また、インターネット上で発電量や電力使用量を見える化できる。

 PCSは、出力10kW~200kWまでを揃えている。蓄電池は、容量が21.0kWh(PCS出力:10~50kW)、36.7kWh(PCS出力:100~200kW)の2種類を用意した。

 出力100kWのPCS、容量110kWhの場合、太陽光発電システムは出力140kW程度まで接続可能という。参考定価が4500万円(税抜き)としている。