石油関連製品やアスファルトなどを手がける富士興産は12月20日、茨城県にある、出力965kWの太陽光発電所「富士興産坂東発電所」で売電を開始したと発表した。
同発電所は、開発した企業から購入した。同日、売電を開始した。
売電価格は32円/kWh(税抜き)で、東京電力エナジーパートナーに売電している。年間発電量は、約107万kWhを見込んでいる。
茨城県坂東市に立地し、敷地面積は約1万m2となる。土地は賃借している。
開発事業者が委託したEPC(設計・調達・施工)サービス事業者、採用した太陽光パネル、パワーコンディショナー(PCS)の製造企業は非公開としている。
富士興産にとって、4カ所目の太陽光発電所の稼働となる。
1カ所目は群馬県吾妻郡中之条町の出力1MW、2カ所目は千葉県木更津市の出力約1.99MW、3カ所目は鹿児島県阿久根市の出力約1.96MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)である(関連ニュース)。