東京都は12月15日、「官民連携再生可能エネルギーファンド」の案件として、新たに3つのメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業に対して投融資した、と発表した。3つの案件の1つは、成田スカイアクセスの沿線に10kmにわたって建設する日本最長のメガソーラーになる。
投融資の対象となったメガソーラーは、茨城県の「阿見ソーラーウェイ」(出力0.84MW)と「SGET神栖メガソーラー」(出力20.3MW)、千葉県の「SGET千葉ニュータウンメガソーラー」(出力12.8MW)となる。
官民連携再生可能エネルギーファンド事業は、再生可能エネルギーの広域的な普及拡大と、都内での導入の推進を目的に、東京都が進めている。ファンド運営事業者として、日本アジアグループ傘下のJAG国際エナジー(東京都千代田区)と、独立系の投信投資顧問会社のスパークス・アセット・マネジメント(東京都品川区)の2社を選定していた。
今回、投融資した3案件のうち、阿見ソーラーウェイはJAG国際エネジーが運営するファンド、そのほか2案件は、スパークス・アセット・マネジメントの運営するファンドからの投融資となる。