日本アジアグループは12月8日、傘下の国際航業(東京都千代田区)が、台湾Sinotech Engineering Consultants社と、環境・防災・自然エネルギー分野における協業に関する覚書を締結したと発表した。
Sinotech Engineering Consultants社は、土木や交通、水資源、エネルギー、自然災害リスク管理など幅広い分野において事業開発などを手掛けているエンジニアリングやコンサルティングの企業という。台北に本拠を置く。
台湾では近年、台風や豪雨による土砂災害や洪水、地震などの甚大な自然災害が多発している。
今回の協業により、国際航業の地理空間情報を生かした環境・防災・再生可能エネルギー関連の技術と、Sinotech Engineering Consultants社の知見を生かし、台湾において、防災・減災対策に関するサービスなどの事業を共同で開発していく。東南アジアを中心とした海外展開も視野に入れている。