マイクロ水力発電システム
マイクロ水力発電システム
(出所:スマートエナジー)
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監視センター
監視センター
(出所:スマートエナジー)
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 メガソーラー(大規模太陽光発電所)などのO&M(運営・保守)サービスを手掛けるスマートエナジー(東京都中央区)は11月29日、ダイキン工業の子会社であるDK-Power(大阪府吹田市)との間で、マイクロ水力発電システムのO&Mサービスで業務提携したと発表した。

 DK-Powerのマイクロ水力発電システムは、既存の水道施設や水を多く消費する工場内の設置を想定したもので、大規模な施設を新たに作る必要がないのが特徴。一般的なマイクロ水力発電と比べて設置面積が約半分で、導入コストも大幅に削減できることから、全国の企業や自治体への普及が期待されるという。

 スマートエナジーは今回、電気主任技術者を全国配置することから、24時間稼働が必要な保安、監視、駆け付け、コールセンターのサービスを提供する。O&Mサービスの拠点となるサービスセンターを全国50カ所に構築し、そのサービス網を活用する。

 第1弾として、神戸市の水道施設に設置したマイクロ水力発電システム(出力24.1kW)の24時間監視・駆け付け・コールセンターのサービスを11月1日に開始した。