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HOMEエネルギーメガソーラー > 米PG&E、定置型蓄電池165MW導入、仏伊系やテスラなど供給

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米PG&E、定置型蓄電池165MW導入、仏伊系やテスラなど供給

  • 大場 淳一=日経BP総研 クリーンテック研究所
  • 2017/12/06 15:31
  • 1/1ページ

 米国カリフォルニア州のエネルギー事業大手であるPacific Gas & Electric(PG&E)社は12月4日、出力合計が165MWとなる定置型蓄電池プロジェクト6件の契約に関する審査と承認を同州公益事業委員会(CPUC)に12月1日付で申請したと発表した()。

サプライヤー親会社稼働日連系点期間 [年]出力 [MW]
Calstor, LLCEDF Renewable Energy2020/11/1顧客先(電力計側)1010
Cascade Energy Storage, LLCEnel Green Power2022/12/1送電線2025
Diablo Energy Storage, LLCLS Power2021/12/1送電線1050
Kingston Energy Storage, LLCEnel Green Power2023/12/1送電線1050
Sierra Energy Storage, LLCIHI Power Services Enel Green Power2023/12/1送電線1010
Tesla, Inc.Tesla, Inc.2021/11/1配電線2020
合計出力 [MW] 165

 カリフォルニア州では、エネルギー大手3社が2020年までに3社合計で1325MW(1.325GW)分の定置型蓄電池を導入するよう義務付けている(関連記事1)(関連記事2)(関連記事3)。PG&E社には、そのうち580MWが割り当てられており、今回同社が発表した定置型蓄電池プロジェクトはその一環となる。

 同社は2015年以来、79MWの定置型蓄電池を導入している。2017年末までに顧客に供給する電力の約33%を風力や太陽光などの再生可能エネルギーで賄うと同社は見込んでおり、変動幅の大きいそれらの電源を系統網に連系するために定置型蓄電池が欠かせないとする(関連記事4)。

 今回発表した6件は、同社が2016年12月1日付でサプライヤー各社に対して提案を要請していたもの。出力1~50MW、2024年末までの稼働を要件とした。

 過去12カ月間で多くのサプライヤーから提案を受け、同社が審査していたという。

 系統網の最適化、再エネの導入、温室効果ガス排出量の抑制といった3つの目標のうち少なくとも1つ以上を満たす提案を選択するなどし、最終的に6件に絞り込んだ。各社の見積額や予算総額は非公開だが、審査結果に影響を与えたとみられる。

 全6件がいずれもLiイオン電池を採用しており、最初のプロジェクトは2020年11月までに稼働すると見込む。

 6社の顔ぶれをみると、フランスのエネルギー大手EDF系のEDF Renewable Energy社やイタリアEnel系のEnel Green Power(EGP)が存在感を示している。電気自動車(EV)と定置型蓄電池の両方で事業を拡大中のテスラ社も、20MWの蓄電池を供給する。

 日系企業としては、重工業大手IHI系の米IHI Power Services社がEGPと合弁で設立したとみられるSierra Energy Storage社が、今回のプロジェクトで受注を獲得している。

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