「スターバックスコーヒー」の上野恩賜公園店、二子玉川公園店、町田金森店
「スターバックスコーヒー」の上野恩賜公園店、二子玉川公園店、町田金森店
(出所:東京都地球温暖化防止活動推進センター)
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設置した「シティチャージ」の概要
設置した「シティチャージ」の概要
(出所:東京都地球温暖化防止活動推進センター)
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 東京都地球温暖化防止活動推進センターは10月26日、「スターバックスコーヒー」の3店舗に、移動可能で店舗に導入しやすい「シティチャージ」(太陽光発電電力の充電スタンド)を設置すると発表した。

 スターバックス コーヒー ジャパンと連携して設置した。

 「シティチャージ」は、太陽光発電を身近に感じることができ、外国人旅行者への利便性を高めるほか、非常用電源としても活用できるとしている。

 「スターバックスコーヒー」の上野恩賜公園店、二子玉川公園店、町田金森店に一年間、設置する。

 導入した「シティチャージ」は2種類ある。一つは、テーブルや台のようなタイプ。

 表面には木を多く使うことで、店舗の雰囲気に調和する。ブロックの組み合せで形状を自由に変えられ、キャスターが付いているので移動が容易となっている。矢木コーポレーションと旭硝子が開発した。

 もう一つは、椅子が充電スタンドとなっているタイプ(関連ニュース)。椅子の背に太陽光パネル、座る部分の下に蓄電池を備えている。椅子のため、こちらも異動が容易である。シャープが開発した。

 東京都地球温暖化防止活動推進センターでは、2015年10月に、日本初となる「シティチャージ」を設置した。この時には、東京タワーなどの3カ所に導入した。