関西電力の施設に隣接
関西電力の施設に隣接
(出所:関電エネルギーソリューション)
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 関西電力は11月1日、兵庫県宍粟市に開発した、出力1.98MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「山崎太陽光発電所」が営業運転を開始したと発表した。

 宍粟市山崎町母栖桜ヶ谷にある、関西電力の所有地に立地する。発電事業者は、子会社の関電エネルギーソリューション(大阪市北区)となる。

 敷地面積は約4haで、年間発電量は、約280万kWhを見込み、これは一般家庭約900世帯の消費電力に相当する。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、きんでんが担当した。太陽光パネルはシャープ製、パワーコンディショナー(PCS)は富士電機製を採用した。

 関西電力グループにとって、発電事業やユーティリティサービス(EPCから保有、O&Mまでを一括で請け負うサービス)を担う、9カ所目の太陽光発電所の稼働となった。稼働済みの太陽光発電所の合計出力は約78.7MWとなっている。

 稼働済みの太陽光発電所として、発電事業では、出力29MWの「有田太陽光発電所」、同10MWの「堺太陽光発電所」などがある。ユーティリティサービスでは、出力約30MWの「淡路貴船太陽光発電所」(関連コラム)などがある。