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HOMEエネルギー > 太陽光パネル下でシイタケを収穫、遮光ネットで発電量アップ

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太陽光パネル下でシイタケを収穫、遮光ネットで発電量アップ

  • 工藤宗介=技術ライター
  • 2017/12/05 16:08
  • 1/1ページ
「マルハチ椎茸」と命名して出荷
(出所:ネクストイノベーション)
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太陽光パネル下部の椎茸栽培スペース
(出所:ネクストイノベーション)
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栽培スペース内に設置した椎茸ホダ木
(出所:ネクストイノベーション)
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 太陽光発電システムの施工・管理を手掛けるネクストイノベーション(岡山県玉野市)は11月30日、ソーラーシェアリング事業で栽培した原木シイタケ「マルハチ椎茸」の収穫と販売を開始したと発表した。

 シイタケ栽培では過度な直射日光は禁物であるため、太陽光パネル下部は比較的理想な場所という。

 2016年秋の太陽光発電所建設時に伐採した山林の丸太をホダ木として活用した。同社が運営する別発電所の太陽光パネルの棟と棟の間にアルミ蒸着遮光ネットを張って日陰スペースを作り、シイタケを栽培した。アルミ蒸着遮光ネットは、光を反射することで90%遮光するとともに、その反射光によって太陽光発電の発電量が10%アップしたという。

 同社が独自開発した自動散水システムを導入することで、シイタケ菌にとって有害な夏場の高温期を乗り切ることに成功した。その他の季節では、太陽光パネルの集熱効果によって外気温より若干高めとなり、シイタケの育成環境として良好という。

 岡山県玉野市八浜町地区では二十世紀梨の独自ブランドとして「マルハチ梨」が盛んに栽培されていることから、地元梨組合の承認を得て「マルハチ椎茸」と命名した。春と秋の2回収穫し、採れたての生シイタケを食材用や進物用として販売するほか、乾燥シイタケも通年で商品化する。今冬も新たに1500本程度のホダ木を確保する予定。

 この他にも同社は、ソーラーシェアリングの一環として、キュウリ、韓国唐辛子、レモンキュウリ、キワーノなどを実験的に栽培し、少量を地元スーパーなどで販売した。2018年も今年の経験を生かして更なる商品化を目指すとしている。

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