稼働した「七戸1」
稼働した「七戸1」
(出所:エクイスエナジー)
[画像のクリックで拡大表示]
稼働した「七戸5」
稼働した「七戸5」
(出所:エクイスエナジー)
[画像のクリックで拡大表示]

 シンガポールの再生可能エネルギー開発事業者Equis Energy(エクイスエナジー)社は11月20日、青森県七戸町の3カ所で合計約47.5MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が商業運転を開始したと発表した。

 発電所名は、「七戸1」「七戸5」「七戸7」。3カ所合計の年間発電量は10万4025MWhを見込む。これは1万4950世帯分に相当し、6万7616tのCO2削減、9810万Lの節水効果が見込めるという。

 太陽光パネルはハンファQセルズ製、パワーコンディショナーは仏Schneider Electric(シュナイダーエレクトリック)社製を採用した。

 EPC(設計・調達・施工)は、七戸1と七戸5がユアテック(仙台市)。七戸7は、エクイスエナジーが自社開発した。また、エクイスエナジーは同県内にO&M(運営・保守)センターを設けており、ダウンタイムやリスクを軽減しながら最大限の稼働率で運営できる。

 エクイスエナジーは、日本国内に37件・総計0.9GWの案件を保有するほか、総容量1.3GW分の案件を現在、開発しているという。青森県内では170MW超の案件を保持しており、既に10カ所の太陽光発電所で商用運転を開始している。さらに、1カ所の発電所が建設中で、12月には36MWの風力発電所を着工する予定。