空間情報のコンサルタントであるアジア航測は12月1日、再生可能エネルギー導入支援サービスの提供をはじめると発表した。

 建設コンサルタントのオオバ(東京都目黒区)と共同で手掛ける。両社は以前から提携しており、今回は再エネ導入支援サービスを共同で展開する。

 オオバは、都市計画、区画整理、開発計画/造成設計といった街づくり関連のコンサルティングサービスを手掛ける中、地域の状況に最適な再エネ関連開発の要望にも応えてきていた。宮城県の公共施設の屋根を活用した太陽光発電事業などの実績がある。

 アジア航測も、導入可能性調査(ポテンシャル調査)や適地選定、許認可申請、測量・地質調査、環境アセスメント関連など、さまざまな再エネ関連のサービスを手掛けている。対象となる電源の種類は幅広く、太陽光発電から陸上・洋上の風力発電、小水力発電、温泉熱などとなっている。

 両社の既存のサービスを合わせることで、測量から設計、アセスメント、許認可、施工、管理まで一貫した導入支援サービスを提供できるとする。