「鹿児島県霧島市太陽光発電所」
「鹿児島県霧島市太陽光発電所」
(出所:自然電力)
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運転開始式の様子
運転開始式の様子
(出所:自然電力)
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 自然電力(福岡市中央区)と juwi(ユーイ)自然電力(東京都文京区)は12月1日、鹿児島県霧島市で、トーエネックから発注を受け着工した「鹿児島県霧島市太陽光発電所」の商業運転を開始したと発表した。

 ゴルフ場だった約29万9700m2の土地を利用して、出力約 20MW分の太陽光パネルを設置した。年間発電量は、約2100万kWhを見込んでおり、これは一般家庭約 6000 世帯の年間使用電力量に相当する。発電電力は、九州電力に売電する。

 自然電力グループが、開発から EPC(設計・調達・施工)サービスまでを一貫して担った。開発を自然電力が、EPCをjuwi自然電力が担当した。2015年8月に着工し、2016年9月に完工した。自然電力グループが、鹿児島県内で完工した3件目のメガソーラー事業になる。

 発電所内の土木工事は鎌田建設(霧島市)、電気工事は関電工、連系変電所や地下ケーブルの電設工事は日本リーテック(東京都千代田区)が担当した。太陽光パネルは中国Astronergy社製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製、架台はドイツ・シュレッター(Schletter)社製を採用した。