太陽光パネル大手のカナディアン・ソーラーは11月25日、山口県において、出力24MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「スマートソーラー山口秋穂(あいお)発電所」が商業運転を開始したと発表した。
カナディアン・ソーラーが日本で開発した太陽光発電所の中で、最大規模となる。自社製の太陽光パネル「CS6P-260P/255P」を9万2064枚並べ、11月16日に売電を開始した。
買取価格は40円/kWh(税抜き)で、中国電力に売電する。年間発電量は、2万8487MWhを見込んでいる。
EPC(設計・調達・施工)サービスは、日立製作所が担当した。採用したパワーコンディショナー(PCS)は非公開としている。
カナディアン・ソーラーは、太陽光パネルの製造・販売だけでなく、自社で太陽光発電所を開発し、売電事業に取り組んでいる。
日本では、今回の出力24MWの売電開始によって、稼働中の太陽光発電所の合計出力は46MWとなった。
このほか、施工中の案件が合計出力167MW、着工間近の発電所も合計出力66MWある。今後も、さらに日本で太陽光発電所を開発する予定という。