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 米Ford Motor社は2016年11月29日、ドイツのケルンで開催したイベント「Go Further」で、新型「Fiesta」を発表した。欧州の小型車としては最も進んだ運転支援機能やネットワーク接続機能を搭載したという。

 7代目となる新型Fiestaは3ドアと5ドアのハッチバック車に、これまでで最も多い4種類の派生車を設定する。高級仕様の「Vignale」、SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)仕様の「Active」、スポーツ仕様の「ST-Line」、ハイスペック仕様の「Titanium」である。

 運転支援システムでは、(1)夜間でも検出できる歩行者検知機能付き緊急自動ブレーキ、(2)ステアリング操作を自動化した駐車支援システム「Active Park Assist」、(3)死角監視システム、(4)車線維持システム、(5)駐車場から後ろ向きに出る際に左右から接近する車両や歩行者を検知してドライバーに警告する「Cross Traffic Alert」──などを搭載する。

 駐車支援システムには、後退時の自動ブレーキも採用した。これらのシステムは2台のカメラ、三つのレーダー、12個の超音波センサーを使い、車両の周囲360度、前方130mまでを監視する。