アーク三次太陽光発電所
アーク三次太陽光発電所
(出所:アーク不動産)
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 不動産業のアーク不動産(大阪市)は、広島県三次市に出力10.5MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「アーク三次太陽光発電所」を建設し、11月27日に稼働開始した。住宅需要の低下に伴い、事業を多角化するために太陽光発電事業に参入した。

 クボタから購入した遊休地約27haに、太陽光パネル4万7828枚を設置した。年間発電量は約1285万kWhを見込み、これは一般家庭約2600世帯に相当する。太陽光パネルは京セラ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 総事業費は、土地代を入れて約45億円。発電した電力は中国電力に売電し、初年度約5億円の売り上げを見込む。同社は今後、風力やバイオマス発電への進出も検討する。