同社の自動ブレーキシステムは「オートノマスエマージェンシーブレーキ(AEB)」と呼ぶ。フロントウインドー上部の車内側に搭載したカメラで、車両前方の状況を把握する。歩行者や障害物への衝突危険性を検知すると、警告音を発して運転者へ注意を促す。
加えて、インストルメントパネル(インパネ)に注意イラストを表示する。運転者がブレーキを操作しない場合、自動ブレーキを作動させて衝突を軽減する。
さらに、車の周囲360度の映像をインパネのタッチ機能付き液晶ディスプレーに表示。運転操作を支援する「サラウンド・カメラシステム」を強化した「フォワード・トラフィック・ディテクション」や、車線変更時の衝突回避を支援する「ブラインド・スポット・アシスト」を新たに採用している。