2017年11月時点での事業検討用地
2017年11月時点での事業検討用地
(出所:JRE)
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「中九州大仁田山風力発電所」
「中九州大仁田山風力発電所」
(出所:JRE)
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 ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京都港区)は滋賀県米原市と岐阜県関ケ原町で約20MWのウインドファーム(大規模風力発電所)を計画している。11月14日、風力発電事業についての計画段階の配慮事項を取りまとめた「計画段階環境配慮書」を公開した。

 「米原風力発電事業(仮称)」は、直径80~108mの風車を7基程度設置する計画。想定する風車の容量は1基あたり2~3.4MW。想定する出力は合計で最大23.8MW。2020年に着工し、2021年に運転開始する予定。

 同社は、計画段階環境配慮書の公開に伴い、環境保全の見地からの意見を募集する。計画段階環境配慮書の縦覧期間および意見書の提出締切は12月15日まで。

 JREは、山形県酒田市に合計出力16MWの「JRE酒田風力発電所」、宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町と東臼杵郡諸塚村に同16MWの「中九州大仁田山風力発電所」を稼働している実績がある。