IT(情報通信技術)関連を手がけるリアルコムは11月14日、ベトナムで太陽光発電事業に参入すると発表した。

 連結子会社で、太陽光発電や建機販売を手がけるWWB(東京都品川区)が、ベトナムAlphanam Investment Joint Stock社、出版・投資会社の神宮館(東京都台東区)との3社で合弁会社を設立する。

 社名はWWB Alphanam Solarを予定している。出資比率は、Alphanam Investment Joint Stock社が40%、WWBと神宮館が30%ずつ。

 リアルコムグループは、ベトナムにおいて、太陽光発電所への投資や、WWBの太陽光発電設備の供給などを検討してきた。合弁に共同出資する2社と事業展開に関する方向性が一致し、3社で合弁会社を設立するとしている。

 ベトナムでは、まず約100haの土地にメガソーラー(大規模太陽光発電所)を開発する。合弁会社には、リアルコムのIT関連やWWBの太陽光発電システムを供給する。