早歩き率から見るせっかちな都道府県マップ
早歩き率から見るせっかちな都道府県マップ
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 ドコモ・ヘルスケアは、ウエアラブル活動量計「ムーヴバンド3」の早歩き歩数データを利用し、日本で1番“せっかち”な都道府県について調査した。第1位は神奈川県で早歩き率は平均29.2%だった。2位以下は、東京都、埼玉県、千葉県と続き、上位は関東地方の都と県が占めた。

 ムーヴバンド3は、歩数・睡眠(時間/状態)・消費カロリー・移動距離などを、腕に着けるだけで計測可能。「走行」「早歩き」「歩行」といった運動の強度や、睡眠時間と睡眠の状態(深い・浅い・覚醒)などもアプリで確認できる。

 今回の調査は、「ムーヴバンド3」を利用する18~91歳の男女1万362人(男性:5629人/女性:4733人)の居住都道府県と歩行歩数および早歩き歩数のデータをもとに実施した。調査期間は2016年3~10月。

 逆に、数値が最も低かったのは鳥取県で、早歩き率は平均12.3%。早歩き歩数は590歩で、1位の神奈川県とは1568歩もの差が出た。なお、神奈川県は早歩きと歩行の合計歩数も第1位で、1日平均7400歩。最も少ないのは山口県で、1日平均4458歩だった。

 日本の2大都市である東京都と大阪府を比較すると、早歩き率は東京都が28.7%、大阪府が25.7%で、東京都の方が3%高い結果となった。歩数全体ではほとんど数値に違いがないにも関わらず、早歩き歩数は東京都が1日平均209歩も多いことから、大阪府民よりも東京都民の方が“せっかち”であることが判明した。