太陽光への投資収益で住宅ローンを軽減する
太陽光への投資収益で住宅ローンを軽減する
(出所:エコスタイル)
[画像のクリックで拡大表示]

 エコスタイル(東京都千代田区)は10月11日、太陽光投資商品「太陽光と家」の業務提携販売モデルを発表した。MISAWA・international(東京都千代田区)が展開する200年住宅「HABITA」の住宅ローンを太陽光発電の売電収入で充当できる。

 「太陽光と家」は、土地価格の安い地方に太陽光発電設備を設置し、固定価格買取制度(FIT)に基づく売電収入を得て、その収入から住宅ローンに充当することで家計の負担を軽減できる。同社が紹介する全国各地の坪単価の安い土地と低金利のソーラーローンを使えば、自己資金0から多額の住宅資金を得ることが可能という。

 同社のシミュレーションによると、三重県津市に400坪(約1320m2)の土地とパネル容量84.96kWの太陽光発電設備を購入した場合、売電価格22.68円/kWhから20年間で4196万円の買電収入を得られ、初期投資や経費を差し引いた資金増加額は、太陽光投資を自己資金で賄った場合で1670万円、全額融資を受けた場合で1150万円を見込める。

 200年住宅「HABITA」は、環境に配慮して樹木を育てた期間に見合う年数まで木材を使い切ることをコンセプトにした木造住宅。5寸材は樹木を60年育てなければ取れず、また樹木のうち製材して使われるのは30%程度になるため、木材資源を使い切るには200年かかるとする。古民家を参考に、国産材の乾燥材を使用して5寸角柱・尺梁の構造材を用いた大断面構造を採用する。1500万円台から購入可能。