野田船形物流センターの屋上に設置した太陽光パネル
野田船形物流センターの屋上に設置した太陽光パネル
(出所:コープデリ連合会)
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 関東信越の7生協から構成されるコープデリ連合会は10月5日、野田船形物流センター(千葉県野田市)の施設屋上に太陽光発電システムを設置したと発表した。出力はコープデリグループの発電施設で最大となる1.4708MW。10月10日から運転を開始する。

 パナソニック製の太陽光パネルを5020枚、設置した。パワーコンディショナー(PCS)は三社電機製で、500kW機を2台、250kW機を1台の合計出力1250kWとなる。施工はパナソニック産機システムズ(東京都墨田区)が担当した。

 年間発電量は154万6105kWhを見込む。発電電力は日本生協連の子会社で生協向け新電力会社の地球クラブ(東京都渋谷区)を通じて、コープみらいの電気小売事業「コープデリでんき」やコープデリグループの事業所で使用する電力に活用する予定。

 コープデリグループでは、原子力発電に頼らないエネルギー政策の実現と持続可能な社会を目指す立場から、再生可能エネルギーの普及拡大に取り組んでいる。グループの施設に設置している太陽光発電システムの合計出力は6945.43kW、年間総発電量は累計745万2044kWhになる(一部、設置容量25kW未満のバイオマス・風力を含む)。