1カ月以内にマイクログリッド稼働

 sonnen社のChristoph Ostermann創業者兼CEO(最高経営責任者)は、「現在プエルトリコで起こっていることは悲劇であり、現地の人々と共に、できる限り復興プロセスを支援していきたい」と語る。

 同社は当面、緊急対応を行う診療施設や島内の避難シェルターでのマイクログリッドを導入していく。今後1カ月以内に最初のマイクログリッドを稼働させることが「困難ではあるものの実現可能だ」と、Ostermann CEOは語る。

 同社は米ジョージア州アトランタに製造と技術開発を行う事業所を持っており、「マリア」による被災後は同事業所からプエルトリコ向けに蓄電池システムを継続的に出荷している。今後も数カ月間にわたり、同事業所の工場を「PRESI」による支援に重点的に活用する計画。