筋電WEAR
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アプリ画像のイメージ
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 グンゼは、着用するだけで筋電などのバイタルデータを取得できる“衣料型ウエアラブルシステム”を使った「筋電WEAR」をRIZAP向けに開発した。2017年9月から提供を開始した。

 筋電WEARは、導電性の生地をセンサーとして内蔵。ウェア内部でセンサーとデバイスを連動させることで、トレーニング中に筋肉へかかる負荷の状態を専用アプリケーションからリアルタイムで確認できる。

 RIZAPはこれまで、筋力トレーニングの効果を数値化・可視化し、トレーニング効率の向上が可能となる最先端技術や新デバイスの導入を検討してきた。しかし、従来の身体に貼るパッドなどで測定を行った場合は、特定の体勢が取れず正確な測定ができないなどの問題が生じていた。そこでRIZAPは、機能性肌着素材の研究に力を入れているグンゼの技術力に着目。両社の連携の下、2年がかりで筋電WEARを開発した。

 筋電WEARの活用により、RIZAPのトレーナーはより科学的で正確な筋力トレーニングの知識を得ることが可能としている。第1弾として、RIZAPトレーナー研修およびトレーニングプログラムの開発における活用をスタート。今後は、RIZAPのゲスト向けに導入を検討しているほか、リハビリ中の患者や高齢者が安心して取り組める、安全で効果の高い筋力トレーニングプログラムの開発もさらに進めるとしている。